パドレスがアスレティックスからクローザーのメイソン・ミラーを獲得

石山修二 Shuji Ishiyama

Matt Sullivan

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ロスター強化に向けて大物獲得を目指していたサンディエゴ・パドレスは、トレードデッドライン目前でアスレティックスと大型トレードをまとめた。

『ESPN』のジェフ・パッサン氏によると、パドレスはアスレティックスとのトレードでクローザーのメイソン・ミラーを獲得した。このトレードで先発投手の J.P. シアーズも同時に獲得する。

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(速報:『ESPN』の情報筋によると、サンディエゴ・パドレスが、オークランド・アスレティックスからクローザーのメイソン・ミラーと先発投手の J.P. シアーズを獲得する。)

今シーズン、ミラーは38試合に登板し、38.1イニングで20セーブ、59奪三振をマーク、防御率3.76を記録している。

リリーフに転向したメジャー2年目の2024年には65イニングで防御率2.49、104奪三振を記録する素晴らしいシーズンを送り、オールスター選出も果たし、ア・リーグの新人王投票でも4位に入った。

パッサン氏によると、パドレスはミラーとシアーズを獲得するためにチームのトップ・プロスペクト、レオダリス・デ・ブリースと他の3人の投手をアスレティックスに放出する。リーグ屈指のクローザーをチームに迎え入れるための大規模なトレードである。

(『ESPN』の情報筋によると、アスレティックスはメイソン・ミラーと J.P. シアーズの交換要員として、リーグで3位のプロスペクトの評価を受けるショートのレオダリス・デ・ブリースと3人の投手をサンディエゴから獲得する。)

パドレスのミラー獲得はメジャーリーグで最も強力なブルペンをさらに強化する衝撃的なトレードだ。しかもサンディエゴに移籍する選手は彼だけではない。シアーズは今季先発投手として4.95の防御率を記録しており、サンディエゴの先発ローテーションにさらなる厚みを加えるだろう。

ただ、チームのトッププロスペクトであり、『MLB Pipeline』がリーグ3位にランクするデ・ブリースの放出は、A.J.プレラーGMにとってもデッドラインでの一大トレードとなる。それでもプレラーGMはずっとブルペン強化を狙っており、このトレードはまさにその条件を満たすものとなる。

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原文:Padres pull off blockbuster trade for Athletics' Mason Miller
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Matt Sullivan

Matt Sullivan is a freelance writer for The Sporting News, predominantly covering MLB. Matt is a native of Pennsylvania and has worked with Athlon Sports, Last Word on Sports, and other outlets.