セントルイス・カーディナルスとニューヨーク・メッツは、トレードデッドラインを前に31歳のクローザー、ライアン・ヘルスリーのトレードをまとめた。
The Cardinals are receiving shortstop Jesus Baez, right-hander Nate Dohm and right-hander Frank Elissalt from the Mets for Ryan Helsley, sources tell ESPN.
— Jeff Passan (@JeffPassan) July 30, 2025
The Mets used six players today to get two high-end relievers to put in front of Edwin Díaz. @JonHeyman had the return.
(『ESPN』の情報によると、カーディナルスはメッツからショートのヘスス・バエズ、右投手のネイト・ドーム、右投手のフランク・エリサルトを、ライアン・ヘルスリーと交換で獲得した。@JonHeyman によればメッツは今日、エドウィン・ディアスの投げる2人のリリーフ投手を獲得するために6人の選手をトレードで放出した。)
2019年にカーディナルスでデビューしたヘルスリーは、通算105セーブを記録している。2024年は7勝4敗、防御率2.04、49セーブとキャリアハイのシーズンを送っている。
今季はここまで36試合に登板し、3勝1敗、防御率3.00の成績を残している。36イニングで41三振、14四死球をマークし、21セーブはナショナルリーグ5位の成績だ。
セントルイスはヘルスリーの交換要員として、ヘスス・バエズ、ネイト・ドーム、フランク・エリサルトを獲得する。バエズはドミニカ出身の20歳のショートで、今季AとA+で合計76試合に出場し、打率.242、10本塁打、42打点を記録している。メッツの組織内では5位のプロスペクトとされており、MLB全体でも92位にランクインしている。
2024年には72試合に出場し、11本塁打を放ち、内野でショートだけでなく、二塁、三塁もこなす万能性も見せていたが、A+のブルックリンに昇格した際に半月板を損傷していた。
エリサルトはランク外ながら、22歳のドームはメッツのプロスペクト14位に挙げられている。
カーディナルズは現在55勝54敗、ナ・リーグ中地区では4位だが、ワイルドカード枠には5ゲーム差と迫っている。
ニューヨークはサンディエゴ・パドレスに3連敗を喫したばかりだが、それでも接戦を繰り広げるフィリーズを0.5ゲーム差で抑えて首位に立っている。
原文:St. Louis Cardinals get Jesus Baez in trade for closer Ryan Helsley
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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