今年の10月はヒューストンにとって久々に静かな秋となる。
現地27日(土曜)、ヒューストン・アストロズはロサンゼルス・エンゼルス戦で2-0と早々にリードを築いたにもかかわらず、突如ポストシーズン進出の望みが断たれた。
クリーブランドから届いたニュースが彼らの運命を決定づけた。クリーブランド・ガーディアンズとデトロイト・タイガースが勝利を収めたことで、レギュラーシーズン最終日前日にアストロズはプレーオフ争いから脱落した。
The Houston Astros have been eliminated from postseason contention. pic.twitter.com/rxriUvTf1q
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) September 28, 2025
What a truly remarkable run by the Astros from 2017-2024:
— Brian McTaggart (@brianmctaggart) September 28, 2025
- 8 consecutive trips to the postseason
- 2 World Series championships
- 4 American League pennants
- 7 straight trips to the ALCS
- 7 AL West titles
- 99 playoff games
- Countless champagne celebrations
2017 〜2024年のアストロズの成績
- 8年連続ポストシーズン進出
- 2度のワールドシリーズ制覇
- 4度のアメリカン・リーグ優勝
- 7年連続のア・リーグ・チャンピオンシップシリーズ進出
- 7度のアメリカン・リーグ西地区優勝
- プレイオフ99試合
- 数えきれないシャンパンファイトの数々
これにより、アストロズのポストシーズン連続出場記録は8年で途絶えた。アストロズはこの間に2度のワールドシリーズ制覇(2017年、2022年)、4度のアメリカン・リーグ優勝を勝ち取り、ア・リーグ西地区で圧倒的な強さを見せてきた。だが、今季は終盤戦に失速し、ワイルドカード争いで遅れを取った結果、タイガースとガーディアンズに最終のプレイオフ出場枠を奪われる形となった。
また、テキサス・レンジャーズも今年のプレイオフ出場権を獲得することができなかった。レンジャーズは土曜日の時点で81勝79敗だったが、レギュラーシーズン最終戦を前にプレイオフ進出の可能性がなくなった。
これで、アメリカン・リーグのプレイオフ出場チームは、クリーブランド・ガーディアンズ、デトロイト・タイガース、シアトル・マリナーズ、トロント・ブルージェイズ、ニューヨーク・ヤンキース、ボストン・レッドソックスの6チームで確定し、対戦カードは現地日曜日の試合結果をもって確定する。
原文:Houston Astros end decade long post-season dynasty
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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