レアル・マドリードは、クラブのレジェンドの一人であるルーカス・バスケスの退団セレモニーを実施することを正式に発表し、間もなく彼に別れを告げることになる。
つい最近、レアル・マドリードはルカ・モドリッチと別れを告げたばかりであり、スペインの首都での13年にわたる輝かしいキャリアを終えた。そして次にクラブを離れるのがバスケスだ。
バスケスはキャリアのすべてをマドリードで過ごしてきた。2007年にレアル・マドリードのカンテラ(下部組織)に加わって以来、クラブ一筋で歩んできた。
2015年にトップチームに初めて招集されて以降、彼は10年にわたってクラブに在籍し、UEFAチャンピオンズリーグを5回、ラ・リーガを4回含む、通算23のタイトルを獲得した。
クラブの発表において、会長のフロレンティーノ・ペレス氏は、バスケスがレアル・マドリードの価値を「模範的に」体現してきたと述べている。
「ルーカス・バスケスは、レアル・マドリードの価値を模範的に体現してきた選手であり、彼はファンに最も愛される存在の一人となった」
「ルーカスは、このユニフォームに必要な努力、忍耐、謙虚さ、そして勝者の精神を象徴する存在だ。彼はすべてのマドリディスタから愛情と敬意を受ける選手であり、レアル・マドリードは彼の永遠の家だ」
ルーカス・バスケスの退団セレモニーはいつ行われる?
クラブは、「公式の敬意と別れの場」として、バスケスの送別セレモニーを現地時間7月17日(木)にマドリードで実施すると発表した。
バスケス自身も、感動的なビデオメッセージを通じて全世界のレアル・マドリードのファンに別れを告げた。
「親愛なるマドリディスタの皆さんへ。僕が16歳のとき、夢と希望に満ちてバルデベバスに来てから、もうすぐ20年が経ちます」
「これまでのすべての一歩が贈り物のようでしたし、マドリードはいつしか僕の家になっていました。共に過ごした夜、23ものタイトル、そして一生忘れられない思い出を分かち合ってきました」
「400試合以上を経て、ついに僕の人生のクラブに別れを告げる時が来ました。でも、全力を尽くしてきたことを誇りに思いながら、このクラブを離れます。このエンブレムを身につけることの責任と誇りを、僕はいつも心に抱いていました」
バスケスはレアル・マドリードで通算402試合に出場し、38ゴール、73アシストを記録した。
次の移籍先はまだ不透明だが、サウジ・プロリーグからの関心が噂されている一方で、本人はスペイン国内でのプレー継続を第一希望としている。
原文:Real Madrid announce farewell ceremony for Lucas Vazquez
翻訳:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)
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