レアル・マドリードのレジェンドがシャビ・アロンソ監督率いるチームに「足りないもの」を語る

小鷹理人 Masato Odaka

Dorothy Howard

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レアル・マドリードはこれまで数々の伝説的な選手を輩出してきた。トニ・クロースもその一人で、2024年にクラブを退団し、現役を引退した。

クロースはスペインのクラブで10年間プレーし、ドイツ代表としても国際舞台で活躍した。彼の引退はレアルの中盤に大きな穴を残した。このベテラン選手は、その正確なパスと視野の広さで知られていたからだ。

この元ミッドフィルダーが、シャビ・アロンソ率いるレアル・マドリードに何が足りないと考えているか語った。

クロースがレアル・マドリードに足りないものを語る

クロースは「ガゼッタ・デロ・スポルト」のインタビューで、「彼らには、まだ僕のようなタイプが足りないし、それを探し続けている」と語った。このインタビューは「ムンド・デポルティーボ」経由で報じられた。

「そういう選手は多くないし、見つかっても獲得は簡単じゃない。シャビのレアル・マドリードを評価するにはまだ早すぎる。彼の考え方の変化や実行を評価するには時間がかかるものだ」と彼は付け加えた。

レアルは夏の移籍市場で、トレント・アレクサンダー=アーノルドとディーン・ハイセンをプレミアリーグから獲得し、大型補強を行った。さらにフランコ・マスタントゥオーノも来月18歳になった後、ロス・ブランコスに加入する予定だ。

しかし、特にルカ・モドリッチがクラブ・ワールドカップ後にチームを去ることを考えると、チームにはクロースのような中盤を統率する存在が必要だ。

アロンソは守備を優先しており、ベンフィカからアルバロ・カレラスを獲得しようと現在も働きかけている。

レアルはこれまで金を使うことをためらってこなかった。ロドリゴに関する噂が飛び交う中、新たなミッドフィルダー獲得の可能性は完全に排除できない。最近ではPSGのミッドフィルダー、ヴィティーニャの獲得も噂されており、もし実現すればまたも大型契約となるだろう。

原文:Real Madrid legend names one thing missing under Xabi Alonso
翻訳:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)

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小鷹理人 Masato Odaka

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。南アフリカW杯を機にサッカーに魅了され、欧州サッカーを中心に幅広く観戦。大学・大学院でスポーツマネジメントを専攻し、理論と実践の両面からスポーツを追求。フットサル部では全国大会出場経験あり。趣味はスポーツ観戦でサッカー、格闘技、MLBなど幅広く観戦。NBAは現在勉強中。

Dorothy Howard

Dorothy Howard is a freelance soccer writer for The Sporting News. Dorothy loves all things sports, especially soccer. She is unfortunately a hardcore Manchester United fan, but loves the USWNT. Since starting her career, she has published work for multiple sports sites, and is a trusted name in sports reporting.