レアル・マドリードのレジェンドが、来季のストライカー問題の解決策をシャビ・アロンソ監督にアドバイス

Feargal Brennan

小鷹理人 Masato Odaka

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シャビ・アロンソ監督は今夏、レアル・マドリードのスカッドにさらに新しい顔を加える予定だ。

元スペイン代表である彼は、すでにトレント・アレクサンダー=アーノルドとディーン・ハイセンを獲得している。リバープレートの10代のスター選手、フランコ・マスタントゥオーノも8月に18歳になったら加わる。ベンフィカの左サイドバック、アルバロ・カレラスとの交渉も続いているが、アロンソはストライカーも探していると噂されている。

キリアン・エムバペ、ヴィニシウス・ジュニオール、ジュード・ベリンガムという才能ある選手たちがいるにもかかわらず、アロンソはロドリゴ・ゴエスをアーセナルへ売却する可能性が高まる中、より生粋のナンバー9を加えたいと考えている。

ロドリゴはアロンソ率いるFIFAクラブワールドカップのキャンプで印象を残せず、エムバペの不在を埋めるチャンスは若手スターのゴンサロ・ガルシアに与えられた。エムバペはマドリードでの最初のシーズンでセンセーショナルな活躍を見せ、全コンペティションで43ゴールを挙げたが、病気のためレアル・マドリードのグループステージ3試合を欠場した。

フランス代表のエムバペは、レアル・マドリードが1-0でユヴェントスに勝利したラウンド16で、試合終盤にガルシアに代わって途中出場したが、セリエAの巨人相手に勝利を確実にしたのはガルシアのゴールだった。

ガルシアは4試合すべてに先発出場し、3ゴールを記録している。元ロス・ブランコスのスーパースター、フェルナンド・モリエンテスは、アロンソが2025/26シーズンのストライカー問題の解決策を見つけた可能性があると考えている。

関連記事:ゴンサロ・ガルシアとは何者か? マドリーの新たなストライカー

モリエンテスは、ガルシアとエンドリッキに期待を寄せる

ガルシアのペナルティエリア内での活躍は、モリエンテスや彼の古巣のリザーブチームのコーチだったラウール・ゴンサレスと比較されており、モリエンテスは今後数ヶ月で彼がステップアップすることを支持している。

「ゴンサロを見るのが大好きだった。レアル・マドリードにとって素晴らしいニュースだ。若い選手は出場時間を得て、トップチームで存在感を示すために全力を尽くさなければならない。ゴンサロはまさにそれをやってのけた」とマルカ紙に引用されたモリエンテスの言葉だ。

「もしレアル・マドリードが(オサスナの)アンテ・ブディミルや(ユヴェントスの)ドゥシャン・ヴラホヴィッチのような選手を考えていたとしたら、多額のお金を使う必要があっただろう。しかし、ゴンサロは完璧なフィットだと思う」

Gonzalo Garcia

「エムバペが戻ってくれば、ゴンサロは犠牲になるだろう。しかし、それは少し不公平だ。なぜなら、彼は4試合で3ゴール1アシストを記録しているからだ」

「ゴンサロは来シーズンも出場機会を得るだろう。なぜなら、クラブワールドカップでは間違いなく彼が大きなニュースだったからだ」

「エンドリッキにはローンで出て、今年得られなかった出場時間を得てほしい。そして、ゴンサロに彼の役割を引き継いでほしい」

ブラジル代表のエンドリッキは、怪我からの回復後、アメリカでチームに合流したが、アロンソは彼を大会で危険にさらすことはないだろう。

モリエンテスのガルシアに関するコメントは、アロンソに考える材料を与えるだろう。チェルシーがスタンフォード・ブリッジでニコラス・ジャクソンの後釜として21歳の彼にオファーを計画していると報じられている。

原文:Real Madrid legend tells Xabi Alonso how to solve striker question for 2025/26
翻訳:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)

 

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Feargal Brennan

Feargal is a content producer for The Sporting News. He has been working with TSN since the start of 2022 after stints with Reach, Amazon UK and Squawka in a nomadic career in the football media pyramid. Always with a keen eye on Arteta's 'Reds' and Kenny's Ireland 'Greens' and a 100% five-a-side penalty record.

小鷹理人 Masato Odaka

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。南アフリカW杯を機にサッカーに魅了され、欧州サッカーを中心に幅広く観戦。大学・大学院でスポーツマネジメントを専攻し、理論と実践の両面からスポーツを追求。フットサル部では全国大会出場経験あり。趣味はスポーツ観戦でサッカー、格闘技、MLBなど幅広く観戦。NBAは現在勉強中。