レアル・マドリードのシャビ・アロンソ監督が、ブラジル人FWロドリゴ・ゴエスについて初めて口を開いた。現在、ロドリゴは夏の移籍市場の話題の中心にいる。
アーセナルが獲得を狙っており、パリ・サンジェルマンも動向を注視していると報じられる中、ロドリゴの将来は突如として熱いトピックになっている。そんな中でのアロンソの発言は、火に油を注ぐ形となった。
現在ロドリゴは、レアル・マドリードのクラブワールドカップのためにアメリカに滞在しており、大会に集中している。
しかし、彼の去就に関する憶測は収まる気配がない。『ディアリオAS』によると、アーセナルはケパ・アリサバラガとマルティン・スビメンディをすでに加えた上で、ロドリゴに対して9000万ユーロを超える巨額オファーを準備しているとされる。
ミケル・アルテタ監督の構想の中で、ロドリゴは次の重要なピースとして見られている。
レアル・マドリードがクラブワールドカップ準々決勝でボルシア・ドルトムントと対戦する準備を進める中、アロンソはロドリゴのメンタル面について質問された。彼はその問いから逃げなかった。
シャビ・アロンソ監督はロドリゴについて何を語ったか?
「ロドリゴはきっと最高の状態に戻れると思っている。彼と話したが、前向きで、やる気があり、必要とされれば準備はできている」
この短い発言は、表面的には多くを語っていないように見えるが、裏で何らかの会話が進行していることを示唆している。それは戦術面だけではない。
クラブとしては、決断を急ぐつもりはないようだ。報道によれば、マドリードはクラブワールドカップ終了後にロドリゴの状況を再検討する予定だという。現在、本人は移籍の話題を避け、大会に集中したいと希望している。
レアル・マドリードの重圧と移籍報道を両立するのは簡単なことではない。チャンピオンズリーグの舞台に慣れた選手でも、それは変わらない。
一方のアーセナルは、水面下で着実に準備を進めている。昨シーズン終了時からすでにロドリゴ陣営と接触しているとされ、ブカヨ・サカと並ぶ最後のピースとして期待している。
彼らはロドリゴをこの夏の目玉補強として迎えたい考えだ。
原文:Xabi Alonso 'spoke' with Rodrygo as Real Madrid exit rumors intensify
翻訳:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)