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【リポート】デビン・ブッカーがサンズと延長契約へ 2年約210億円の大型契約

坂田彩音 Ayane Sakata

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複数の報道によると、デビン・ブッカーがフェニックス・サンズと2年約1億4500万ドル(約211億7000万円/1ドル=146円換算)の延長契約を結ぶことで合意したようだ。

ブッカーは2015年のドラフトで1巡目全体13位でサンズに指名されて以来、フランチャイズの中心選手として活躍。現在は2024-25シーズンから始まった4年2億2000万ドル(約321億2000万円)の契約下にあるが、今回の契約で2029-30シーズンまで契約が延長される。

注目すべきはその年俸で、この延長契約の年平均7250万ドル(約105億8500万円)は、先日発表されたシェイ・ギルジャス・アレキサンダーとサンダーの間で締結された4年間で2億8500万ドル(年平均7125万ドル)の契約を上回り、NBA史上最高額となる見込みだ。

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サンズは2020-21シーズンにクリス・ポールを獲得したことで一気にプレーオフ常連の強豪に飛躍した。以降、優勝を狙えるコンテンダーチームとしての体制を整え、選手の入れ替わりはあるがデビン・ブッカーを軸としたチーム構築に動いてきた。

 

2023-24シーズンにはケビン・デュラントとブラッドリー・ビールを獲得し、このトレードは大きな補強になると思われた。しかし、直近2シーズンは結果を残せず、サラリーもひっ迫していることからロスター再編の必要性があった。今オフにはケビン・デュラントがロケッツへトレードされ、ブラッドリー・ビールもチームを離れる可能性があると報道されている。

 

そうした状況下での今回の延長契約は、サンズが引き続きブッカーを軸に優勝を目指すという意思を示すものだ。クリス・ポール、ディアンドレ・エイトン、ミカル・ブリッジズ、ケビン・デュラント....数々のスター選手たちを放出してもなお、ブッカーを手放さないのは、自ら指名したフランチャイズプレイヤーが、球団にとって特別な存在であることの表れだろう。

 


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坂田彩音 Ayane Sakata

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。千葉県生まれの大学院生。バスケ部に所属していた中学生時代、テレビでNBAを見始めたことをきっかけにスポーツ観戦の魅力に引き込まれる。好きな選手はショーン・リビングストン。生涯にわたってスポーツに携わっていくことが目標。