今、ミルウォーキー・ブルワーズの勢いを止めることができるとすればパイレーツのポール・スキーンズぐらいだと考えていた人は多かったはずだ。
だが、ブルワーズの勢いはスキーンズ相手にも止まることはなかった。
ナ・リーグのサイ・ヤング賞最有力候補は現地12日(火)の夜にミルウォーキーを訪れたが、現在メジャーリーグの最高成績を誇るブルワーズの前には手も足も出なかった。
ブルワーズは4回で4点を奪い、スキーンズをマウンドから引きずりおろすと、その後はパイレーツのブルペンを打ちのめし、14-0の圧勝を収めた。
ミルウォーキーは1回裏、先頭打者のサル・フレリックが内角の速球を捉えてライトへホームランを放ち、先制した。
4回にはブライス・トゥラングもスキーンズからホームランを放った。
スキーンズ降板後には、クリスチャン・イェリッチ、アンドリュー・ボーン、ケイレブ・ダービンもホームランを放ち、この日は計5本の本塁打を記録した。
最終的にブルワーズはイェリッチと9番打者のジョーイ・オルティスの1試合3安打、フレリックとウィリアム・コントレラスの2安打を含む計15安打をマークし、イェリッチとボーンはそれぞれ3打点、フレリックは3得点を挙げた。
投げてはフレディ・ペラルタが6回無失点、被安打3、7奪三振の好投を見せ、3人のリリーフ投手もそれぞれ1回を無失点で抑えた。
MLB屈指の好投手スキーンズを撃破し、ブルワーズはこれで今季2度目の11連勝を達成となった。この勢いを止めるのは至難の業だ。
原文:Milwaukee Brewers can’t be stopped, even by Paul Skenes
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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