レギュラーシーズンも終盤戦へと差し掛かる中、サンディエゴ・パドレスがついにロサンゼルス・ドジャースに並んだ。ナ・リーグ西地区の優勝争いは接戦へともつれ込んでいる。
連覇に向けて終盤戦のの戦いに備えるべく、ドジャースはトレードデッドラインにブルペン強化のためのトレードをいくつかまとめていた。
その一つが、デッドライン当日にミネソタ・ツインズから獲得したブロック・スチュワートだった。ドジャースは外野手のジェームズ・アウトマンを放出してスチュワートを獲得した。
だがロサンゼルスにとって残念なことに、そのスチュワートが現地12日(火)に故障者リスト入りした。まさに最悪のタイミングだ。
「ロサンゼルス・ドジャースは右肩の炎症のため、ブロック・スチュワートを故障者リストに登録した。スチュワートはロサンゼルス移籍後4試合に登板し、3.2イニングで2失点を記録していた」と、米スポーツ誌『スポーツ・イラストレイテッド』 のゲイブ・スモールソン氏が報じている。
また、「スチュワートはこの4日ばかり、この症状を感じていたが、ドジャースは早期に発見できたので重症化しないだろうと期待している」と、『MLB.com』のソンジャ・チェン記者も報じている。
この段階でのケガは、特にチームの投手陣の層に深刻な打撃を与える可能性がある。時間のかかるものとなるか、早期に復帰出るか、ひとまずは検査結果を待つしかない。
ドジャースはスチュワートがポストシーズンでのブルペンの鍵となることを期待しており、このケガが今季絶望となるものではないことを願っている。
原文:Dodgers' 2.63 ERA flamethrower trade deadline acquisition lands on IL at inopportune time
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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