ロサンゼルス・ドジャースはここにきて調子を落とし、ついにサンディエゴ・パドレスがドジャースと同率で首位に並ばれた。ナ・リーグ西地区の優勝争いはこの先、最後まで接戦となっていきそうだ。
マックス・マンシーは、ドジャースが今季、追われる立場にあることを認識している。
「今の自分たちの状況は良くない。なんとか打破する方法を見つけないと。誰も自分たちを同情なんかしてくれない。自分たちでこの流れを断ち切らないとダメだ」
その状況に追い打ちをかけるかのように、フィールド外では大谷翔平に関する新たなトラブルが浮上した。彼の代理人の一人が、潜在的な詐欺訴訟に巻き込まれていることが明らかになった。
大谷はフィールドでのプレイに集中している。だが、アナハイムでのエンゼルス戦、大谷はそこでも予期せぬ歴史的な出来事に遭遇した。現地12日(火)の夜、大谷はメジャーリーグでのキャリア初となるトリプルプレイを喫した。
Shohei Ohtani hits into a triple play on a great play by Zach Neto.
— Awful Announcing (@awfulannouncing) August 13, 2025
Wayne Randazzo with the Angels call for FanDuel Sports Network. ⚾️🎙️ #MLB pic.twitter.com/OHSYZYHaDw
(大谷翔平がザック・ネトの素晴らしいプレイでトリプルプレイに。エンゼルスの中継を担当するウェイン・ランダッツォが『FanDuel Sports Network』にて。 )
米スポーツ誌『スポーツ・イラストレイテッド』のサム・コノン氏は、「『ベースボール・アルマナック』が記録しているMLB史上すべてのトリプルプレイの記録を見ると、これはエンゼルスが記録した通算8度目のトリプルプレイなった。一方ドジャースはこれで通算24度目のトリプルプレイを喫したことになった。1997年に『フリーウェイ・シリーズ』が始まって以来、ドジャースとエンゼルスが行った152試合でトリプルプレイはこれまで一度もなかった」と書いている。
大谷は9回に勝ち越しとなる4戦連続の43号ソロホームランで名誉を挽回したが、ドジャースは延長戦の末に7-6で敗れた。
いつも通りスターの存在感を発揮した大谷だが、この時ばかりは大谷が負の歴史を経験する数少ない瞬間の一つとなった。
原文:Dodgers superstar Shohei Ohtani falls victim to MLB history with never-seen-before feat
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
✍️この記事はいかがでしたか? 読後のご意見・ご感想をぜひお聞かせください
MLB関連記事
- メッツのデビッド・スターンズ編成本部長が村上宗隆の視察のために来日
- 大谷翔平が広告塔を務めたハワイの不動産開発を巡って大谷とその代理人が訴えられる
- ドジャースのデイブ・ロバーツ監督がブルージェイズ戦での大谷翔平の三盗失敗についてコメント
- Apple TV+で毎週MLB中継 大谷翔平の試合配信も予定される『フライデーナイトベースボール』とは?