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大谷翔平が広告塔を務めたハワイの不動産開発を巡って大谷とその代理人が訴えられる

石山修二 Shuji Ishiyama

Andrew Hughes

大谷翔平が広告塔を務めたハワイの不動産開発を巡って大谷とその代理人が訴えられる image

ロサンゼルス・ドジャースは、ナショナル・リーグ西地区の首位の座をサンディエゴ・パドレスから守るべく、全力を尽くしている。しかしここに来てチームの中心選手である大谷翔平がまたしても周囲の人物絡みで不透明な問題に巻き込まれてしまった。

『AP通信』のジミー・ゴレン氏は現地11日(月)、大谷の代理人が関与したとされる詐欺事件の詳細を報じた。

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訴訟は大谷と彼の代理人は「自身の有名人としての影響力を悪用し、原告のプロジェクトにおける役割を不安定化させ、最終的に解雇させた」と主張するもので、その理由は「自身の金銭的利益のため」だとされている。

「ハワイの不動産投資家と仲介業者は、大谷を起用して宣伝したハワイ島のハプナ・ビーチにある2億4000万ドル(1ドル148円換算で約355億2000万円、以下同)の豪華住宅開発プロジェクトから大谷翔平とその代理人によって解任されたと主張し、訴えた」とゴレン氏は書いている。

そして、「現地金曜日(8日)にハワイ地方裁判所に提訴された訴状によると、大谷の代理人であるネズ・バレロ氏は、開発業者ケビン・J・ヘイズ・シニア氏と不動産ブローカーのトモコ・マツモト氏に対して次第に要求を強め、最終的にビジネスパートナーであるキングスバーン・リアルティ・キャピタルに2人をプロジェクトから外すよう求めた」とされている。

大谷が周囲の人物によるトラブルに巻き込まれるのは今回が初めてではない。大谷の元通訳、水原一平氏は、ギャンブルの借金の返済のために大谷の個人銀行口座から1700万ドル(約25億1600万円)を盗んだとして57ヶ月の実刑判決を受けた。

連覇に向けて重要なシーズン終盤でのフィールド外でのトラブル勃発は、ドジャースにとってみれば最悪のタイミングと言っていいだろう。

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原文:Dodgers’ Shohei Ohtani dealing with poorly-timed $240 million off-field issue
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Andrew Hughes

Andrew is a freelance journalist based in Auburn, Alabama, who currently serves as the site expert for Fly War Eagle and Glory Colorado. His work has been featured in The Miami Herald, Bleacher Report and Heavy Sports. Andrew graduated from Brooklyn College with a degree in print journalism in 2017 and has been a sports fan since 1993. He has covered the University of Alabama’s pro day and the American Century Championship.