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MLBで今一番ホットなガーディアンズはタイガースを逆転して地区優勝を勝ち取れるか?

石山修二 Shuji Ishiyama

Douglas Santo

MLBで今一番ホットなガーディアンズはタイガースを逆転して地区優勝を勝ち取れるか? image

クリーブランド・ガーディアンズは今、メジャーリーグ(MLB)で最も勢いのあるチームだ。彼らは2025年もポストシーズンへ滑り込む絶好のポジションにつけている。

現地21日(日)のツインズ戦に敗れるまで、ガーディアンズは10連勝を達成し、その前も16試合で15勝を挙げていた。その結果、クリーブランドはレギュラーシーズン残り6試合で地区首位のデトロイト・タイガースにわずか1ゲーム差まで迫っている。

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米全国紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール氏は、もしガーディアンズがタイガースを抜いてアメリカン・リーグ中部地区を制すれば、1978年のニューヨーク・ヤンキースを抜き、MLB史上最大の逆転劇を達成することになると指摘した。

ガーディアンズがここまでタイガースに肉薄するまでには長い道のりがあった。何しろガーディアンズとタイガースのゲーム差は7月9日の段階で15.5ゲームあり、8月26日でも12.5ゲーム差、9月10日には9.5ゲーム差をつけられていた。

「もしガーディアンズが地区優勝を果たせば、MLB史上最大の逆転劇となるだろう」と ナイチンゲール氏は報じた

「1978年にヤンキースがボストン・レッドソックスを逆転した14ゲーム差を凌駕する記録となる」

(アメリカンリーグ中地区のデトロイト・タイガースとクリーブランド・ガーディアンズのゲーム差はわずか1ゲームに😳)

ヤンキースの1978年シーズンは特別だった。もし今年のガーディアンズがその記録を上回れば、それは大きな意味を持つだろう。

その年のヤンキースは99勝63敗でシーズンを終え、ボストン・レッドソックスと同率首位となった。そして地区優勝を決めるためのプレイオフをヤンキースはバッキー・デントの3ランホーマーで制し、アメリカン・リーグ東地区優勝という逆転劇を完結させた。

ヤンキースの逆転劇を決定づけたのは「ボストン虐殺事件(Boston Massacre)」と呼ばれた9月の4連戦だった。このシリーズ、ヤンキースはレッドソックスをトータル42対9と圧倒して4連勝を飾った。

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ガーディアンズも土曜に現地16日(火)から行われたタイガースとの敵地での3連戦をスイープで制した。そして1週間後の現地23日(火)から今度はホームでタイガースと新たな3連戦を戦う。このシリーズが実質的に地区優勝の行方を決めることになるだろう。

ちなみに1978年のヤンキースは逆転した勢いのままワールドシリーズを制した。

もしガーディアンズがMLB史上最大の逆転劇を成し遂げたら、この奇跡的な快進撃はワールドシリーズまで続くのか、注目だ。

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原文:Guardians' hot streak has Cleveland on verge of breaking Yankees' record
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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Senior Editor

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