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メッツのピート・アロンソは本拠地最終戦の後もチーム残留の可能性について明言せず

石山修二 Shuji Ishiyama

Hunter Cookston

メッツのピート・アロンソは本拠地最終戦の後もチーム残留の可能性について明言せず image

ニューヨーク・メッツはここしばらく良い野球ができていない。レギュラーシーズン最終週を迎え、メッツは現在シンシナティ・レッズとワイルドカード最後の枠を争っている。米ケーブル局『ESPN』のジェフ・パッサン氏は ニューヨークの不振を遠慮なく批判している。

「6連敗中のニューヨーク・メッツはジェイコブ・デグロムを相手に6-0でリードされている。一時は45勝24敗でMLB最高の成績を誇っていたメッツは、その後31勝47敗と低迷した。これはロッキーズ、ツインズ、ナショナルズに次ぐ最下位グループだ。これは崩壊などではない。もはや壊滅だ」とパッサン氏は9月13日に投稿している。

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そんなチーム状況の中、一塁手ピート・アロンソの将来は不透明なままだ。アロンソはチーム史上最多本塁打記録を持つ看板選手である。だが彼はチーム残留の可能性について終始明言を避けてきた。

「どうなるかは見てみないとわからない。今の状況は最高だ。でも、未来は予測できない。自分としては…とにかくこの契約を全うすることに集中している。フリーエージェントの話は、今ここで話題になるまでは全く考えていなかった」と アロンソは語っていた。

「残留できれば最高だ。でも、繰り返すけどなるようになるものだ。水晶玉なんてないからね。あったらいいけど、まあ、どうなるか見てみよう」

この日曜日、メッツのユニフォームを着ての最後のホームゲームとなり得る試合の後、ロッカールームで取材を受けたアロンソは改めてこの質問の答えを避けた。

「この部屋のみんながその質問を口にするたびに5セントもらえたら、自分は本当に、本当に金持ちになっていると思うよ」とアロンソは語った。

アロンソがその場を和ませようとしたのかどうかはともかく、彼は復帰の可能性についてほのめかすことすら拒み続けている。これにはメッツ・ファンは複雑な思いを抱かざるを得ないだろう。彼がメッツでの今後について何の示唆も与えてくれないからだ。

メッツは最後までワイルドカード枠を死守しようとするだろうが、もし失敗すれば、チームの評価を大きく損なうことになる。そしてフリーエージェント市場が開かれた後、アロンソはその決断次第でニューヨークで最も愛される選手となるか、最も嫌われる選手になるに違いない。

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原文:Mets' Pete Alonso sounds alarm on future in New York after potential last game at Citi Field
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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