本サイトに掲載されているリンクから商品の購入やサービスの契約をされた場合、本サイトが収益を得ることがあります。

ドジャース3連勝の圧倒的優位にムーキー・ベッツ、ブルワーズのクリスチャン・イェリッチ、ケイレブ・ダービンがコメント

石山修二 Shuji Ishiyama

Douglas Santo

ドジャース3連勝の圧倒的優位にムーキー・ベッツ、ブルワーズのクリスチャン・イェリッチ、ケイレブ・ダービンがコメント image

ミルウォーキー・ブルワーズはナショナルリーグのチャンピオンシップシリーズ第3戦でロサンゼルス・ドジャースに痛恨の敗戦を喫し、0勝3敗という苦しい状況に追い込まれた。

このシリーズを通じてドジャースの投手陣はレギュラーシーズンでMLB4位のブルワーズ打線を完全に封じ込めている。

▶MLBグッズをAmazonでチェック!

ブルワーズはこのシリーズ通算で89打数9安打、打率にすると.101という惨憺たる成績に沈み込んでいる。ブルワーズがシーズンを継続するためには、まずはこの打線の改善が必要だ。

ドジャースもこのシリーズ3試合で計10得点と決して多くの得点を挙げられているわけではない。それでもブルワーズを各試合1点ずつ、合計3点に抑え込んで勝利につなげている。

ドジャースはあと1勝でワールドシリーズ進出を決めることができる。それでも、ムーキー・ベッツはまだシリーズが終わったわけではないと気を引き締める。

「正直言って、何の感情もない。リードはしているが、コービー(ブライアント)が言ったように『仕事は終わってない』」とベッツは語った

「ここまでやってきた通り、プレッシャーをかけ続けなきゃダメだ」

ブルワーズの選手も思いは同じだ。クリスチャン・イェリッチはチームが窮地に追い込まれていることは重々理解した上で、そこから抜け出すために戦い続けるしかないと考えている。

(ブルワーズは過去120年余りの歴史の中でシリーズ3試合終了時点で最少の安打数(9本)しか記録できていない😳 ペドロ・マルティネスは「ドジャース投手陣の素晴らしさは言葉では言い尽くせない」と語った)

「かなり追い込まれた状況ではある。だから目標を細分化する必要がある。当面の目標はシリーズをミルウォーキーに戻すこと。その後のことはまた後で考えればいい」とイェリッチは語った

「『4連勝しなければならない』と考えるのは間違いだ。もちろん必要だが、1勝も2勝もしていない状態で4勝はできない。まずはシリーズをミルウォーキーに戻すこと。明日ここに来たら、そこに向けて全員が全力を尽くすことだ」

ブルワーズはまだロサンゼルスで2試合を残している。ブルワーズがこの2試合に勝利すれば、シリーズはミルウォーキーに戻り、第6戦と第7戦が行われることになる。

(今シーズン、ブルワーズ以上の安打数を記録したチームは2チームだけだった。だが、この3試合のブルワーズのヒットは第1戦2本、第2戦3本、第3戦4本。3試合の計9本のみ。ドジャースの投手陣が圧倒している)

第3戦で長打2本を放って気を吐いたケイレブ・ダービンは、2025年にこのチームが成し遂げたことを理解している。そして、状況を好転させるためには、チームがそのことを思い出すべきだと考えている。

「今年はブルワーズ史上最多勝利という驚くべきことを成し遂げることができた。だから、過去に誰かができたことなら自分たちにもできるさ」とダービンは語った

「自分はそう考えている。これまでに成し遂げたことを振り返れば、それがこの先の自信につながる」

ドジャースとブルワーズは日本時間18日(土)9時38分プレイボール予定のチャンピオンシップシリーズ第4戦でこのシリーズの命運を決する試合に挑む。

▶MLB見るならSPOTV NOW! 登録はこちら

広告バナー

原文:Dodgers' Mookie Betts, Brewers' Christian Yelich, Caleb Durbin react to Dodgers' 3-0 NLCS lead
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

✍️この記事はいかがでしたか? 読後のご意見・ご感想をぜひお聞かせください


MLB関連記事

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Douglas Santo

Douglas Santo is a freelance writer with The Sporting News. As a senior at Arizona State University, he will complete his B.A. in sports journalism with a minor in business in December 2025. Before his time with Sporting News, Douglas covered the NFL and MLB for Athlon Sports and contributed as a digital reporter for Arizona PBS/Cronkite News. He is also the head of Sun Devil Daily, managing all content produced about Arizona State Sports.