現地7月2日(水)、クレイトン・カーショウは偉業達成の他にも様々な意味で歴史的な夜を過ごした。
もちろん、ハイライトはロサンゼルス・ドジャースの左腕がキャリア通算3000奪三振を記録したことだ。カーショウはMLB史上20人目の3000奪三振を達成した投手となった。
その他にも、カーショウは3つの異なるMLBの歴史に名を刻んだ。そのうちの2つはMLB史上初、そしてもう1つは史上3人目の快挙となった。
1つのチームでの3000奪三振達成
MLBのサラ・ラングス氏によると、クレイトン・カーショウは1つのチームで3000奪三振を達成したMLB史上3人目の投手となった。
カーショウ以外の2人は:
- ウォルター・ジョンソン(セネタース)
- ボブ・ギブソン(カージナルス)
となっている。
最後の一球で3000奪三振を達成
クレイトン・カーショウは水曜日、その試合で最後に投じた1球で通算3000奪三振を達成した。
試合開始前、カーショウは三振を3つ奪えば記録達成というところまで来ていたが、ホワイトソックス相手に苦戦を強いられた。
『OptaStats』によると、カーショウは3000奪三振達成直後にマウンドを降りたMLB史上初のピッチャーとなった。
3000奪三振とサヨナラ勝利
ドジャースは、クレイトン・カーショウの素晴らしい夜を祝うべく、9回裏に3点を挙げて逆転サヨナラ勝利を飾った。
フレディ・フリーマンが自身17本目(プレーオフを含む)となるサヨナラタイムリーでこの日の試合を決めた。
『OptaStats』によると、3000奪三振達成の試合がサヨナラ勝利で幕を閉じたのはMLB史上初となった。
この夜は様々な意味でスペシャルな一夜だったことは間違いない。
原文:Dodgers' Dave Roberts provides Max Muncy update after scary play
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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