FIBAが主催する男子バスケットボールのヨーロッパ地域の国別対抗戦である『FIBAユーロバスケット2025』が、2025年8月27日(水)から9月14日までの期間行われている。
大会7日目となる現地時間9月2日、ユーロバスケット2025グループDでフランスがポーランドを83-76で撃破。ここまで無敗だったポーランドに初黒星をつけ、グループの勢力図を大きく揺るがした。フランスのキャプテン、ガーション・ヤブセレが代表キャリアハイとなる36得点を叩き出し、攻守両面でチームをけん引した。
◾️ヤブセレが36得点代表キャリアハイを記録、ポーランドに黒星をつける(フランス 83-76 ポーランド)
フランス
・ガーション・ヤブセレ(NBA,ニックス):36得点、6リバウンド、2アシスト、2ブロック
・ジェイレン・フォード:10得点、4リバウンド
・エリー・オコボ:14得点、3リバウンド、10アシスト
ポーランド
・Jordan Loyd:18得点、5リバウンド、3アシスト
・Mateusz Ponitka:16得点、5リバウンド、5アシスト
・Michal Sokolowski:15得点、6リバウンド、3アシスト
試合は第3クォーターに動いた。残り7分47秒でのヤブセレのプットバックダンクがフランスが27-8のビッグランを生み出し、第4クォーター残り8分の時点でこの試合最大の13点のリードを奪った。勢いそのままにフランスが今大会無敗のポーランドから勝ち星を奪った。
You've been Guerschonised 💥#EuroBasket x @FRABasketball pic.twitter.com/Pzu1Qu2wpa
— FIBA EuroBasket (@EuroBasket) September 2, 2025
ガーション・ヤブセレはフランス代表としてのキャリアハイである36得点を記録。3Pは12本中6本成功、2Pも8本中6本成功と、驚異的な確率を残した。また、スリー、クラッチタイムでの得点などの攻撃面だけではなく、ディフェンス面においても強烈なインパクトを残した。結果として代表キャリアハイの36得点をマークし、ユーロバスケットにおけるフランス代表歴代3位の得点記録を樹立。まさに“フランスの大黒柱”として観客を魅了した。
ポーランド代表もJordan Loydを中心に3選手が二桁得点を記録するなど、完成度の高さで対抗したがフランスの猛攻の波を抑えることができず、今大会初の敗戦となった。
GUERSCHON IS INSANE 😤
— FIBA EuroBasket (@EuroBasket) September 2, 2025
A massive 🇫🇷 career-high from the BIG MAN 💥#EuroBasket x @FRABasketball pic.twitter.com/FhaLrUMGMc
両チーム既に決勝トーナメント進出が決定しているものの、この試合の結果を受けてイスラエル、フランス、ポーランドが3勝1敗で並ぶ混戦模様に。残るはフランスが対アイスランド、ポーランドが対ベルギーである。グループフェーズの順位によって決勝トーナメントの組み合わせに大きく影響が出るため、最終戦も見逃せなくなりそうだ。
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