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【バスケ】ユーロバスケット2025男子出場国一覧・グループフェーズ展望

坂田彩音 Ayane Sakata

【バスケ】ユーロバスケット2025男子出場国一覧・グループフェーズ展望 image

2025年8月27日から9月14日までの間、ヨーロッパ地域のバスケットボール国別対抗戦である「FIBAユーロバスケット2025男子」が開催される。ここでは、開催国の一覧に加え各グループフェーズの展望を紹介する。

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■FIBAユーロバスケット2025男子の出場国一覧

本大会では、抽選会により決まったAからDの4つのグループにて、6チーム総当たりの「グループフェーズ」が行われる。グループフェーズの結果、各グループの1位から4位までが決勝トーナメントへ進出し、ノックアウト形式で優勝を争う。以下にA〜Dまでの各グループの組み分けを示す。

グループAグループB

ポルトガル
エストニア
ラトビア
トルコ
セルビア
チェコ

 

ドイツ
フィンランド
イギリス
リトアニア
スウェーデン
モンテネグロ
グループCグループD
キプロス共和国
イタリア
スペイン
ジョージア
ギリシャ
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ
アイスランド
フランス
スロベニア
ポーランド
ベルギー
イスラエル

■FIBAユーロバスケット2025男子のグループフェーズ展望

グループA

出場国
※()内にはFIBA世界ランキング(2025年3月時点)、ロスター内の現役NBA選手の人数を記載

  • セルビア(2位、5人)
  • ラトビア(9位、1人)
  • チェコ(19位、1人)
  • トルコ(27位、3人)
  • エストニア(43位、0人)
  • ポルトガル(56位、1人)

展望
グループAには、今大会出場チームの中で最もFIBAランキングの高いセルビアが名を連ねる。彼らの強みは組織的なチームプレーにあり、仮にニコラ・ヨキッチやボグダン・ボグダノビッチといった主力選手が不在となったとしても、その完成度の高さからグループ首位通過予想、優勝候補であることに変わりはない。

2位以下の争いはラトビアのエース、クリスタプス・ポルジンギスの状態次第で大きく変化するだろう。ポルジンギスは2024-25シーズンの大半を体調不良で欠場し、プレーオフでも目立った活躍はなかった。代表には登録されているもののどれほどのパフォーマンスを発揮できるかは不透明だ。各チームのコンディション次第ではFIBAランキング下位のチームが浮上するかもしれず、波乱が起こる展開も十分に考えられる。

グループB

出場国
※()内にはFIBA世界ランキング(2025年3月時点)、ロスター内の現役NBA選手の人数を記載

  • ドイツ(3位、3人)
  • リトアニア(10位、1人)
  • モンテネグロ(16位、1人)
  • フィンランド(43位、ロスター未発表)
  • イギリス(48位、ロスター未発表)
  • スウェーデン(49位、1人)

展望
グループBは2023年のW杯王者であるドイツが参戦。W杯MVPのデニス・シュルーダーが今大会も代表に参加し、大幅なロスター変更もないので圧倒的な強さを見せることが予想される。

このグループでもうひとつの注目ポイントは、ビッグマン対決だ。リトアニアのヨナス・バランチュナス、モンテネグロのニコラ・ブーチェビッチ、フィンランドのラウリ・マルカネンと、いずれもNBAでスターターとして活躍する強力なビッグマンがチームの中心に据えられている。NBAで優秀なロールプレイヤーとしての役割を担う彼らが代表チームの主力としてどのような戦いを見せるのかが注目される。

グループC

出場国
※()内にはFIBA世界ランキング(2025年3月時点)、ロスター内の現役NBA選手の人数を記載

  • スペイン(5位、2人)
  • ギリシャ(13位、1人)
  • イタリア(14位、3人)
  • ジョージア(24位、ロスター未発表)
  • ボスニア・ヘルツェゴヴィナ(41位、2人)
  • キプロス共和国(84位、0人)

展望
前回王者のスペインはグループCに振り分けられた。このグループには、ヤニス・アデトクンボ率いるギリシャ、NBA経験者を中心にバランスの取れたロスターを揃えるイタリアなど実力国が名を連ね、他グループと比較して最も番狂せが起こりやすい、いわゆる“死の組”となっている。

連覇を狙うスペイン代表は現在、世代交代の真っ只中にある。1990年代以降、ガソル兄弟やリッキー・ルビオ、ルディ・フェルナンデスらを輩出し、長らく世界の強豪として君臨してきたが、2024年のパリ五輪では一次リーグ敗退を喫した。今大会では連覇を目指すとともに、新たなスターの台頭が期待されている。

グループD

出場国
※()内にはFIBA世界ランキング(2025年3月時点)、ロスター内の現役NBA選手の人数を記載

  • フランス(4位、6人)
  • スロベニア(11位、2人)
  • ポーランド(17位、1人)
  • イスラエル(39位、2人)
  • ベルギー(40位、0人)
  • アイスランド(50位、0人)

展望
グループDで最も注目されるのは、ルカ・ドンチッチ率いるスロベニアだろう。NBAでスーパースターとして活躍するドンチッチが、母国を勝利に導くことができるのか、大会全体を通しての大きな見どころである。一方、グループ内で最もFIBAランキングが高いのは4位のフランスだ。2024年のオリンピックで決勝進出の原動力となったヴィクター・ウェンバンヤマは代表を辞退したものの、現役NBA選手を6人擁しており、層の厚さで優勝を狙う。

このグループで注目すべき次世代のスター候補選手はイスラエル代表のデニ・アブディアだ。NBAでは2024年6月にワシントン・ウィザーズからポートランド・トレイルブレイザーズへトレードされ、ブレイザーズで中心選手として大きく成績を伸ばした。イスラエル代表においてもアブディアは絶対的エースとしてチームを牽引し、前回大会で躍進を遂げたラウリ・マルカネンのように、今大会がスター選手への飛躍のきっかけになるかもしれない。

まとめ

FIBAユーロバスケット2025では各グループで熾烈な勝ち抜け争いが予想される。各国代表にそれぞれの特色があり、プロリーグとは異なる国別対抗戦ならではの緊張感が魅力だ。また、ユーロリーグやNBAで実績を持つスター選手だけでなく、今大会をきっかけに代表を背負う若きスターの台頭が見られるかもしれない。群雄割拠のユーロバスケット2025は、ヨーロッパのみならず世界のバスケットボールにおける勢力図を大きく変える重要な節目となるだろう。

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坂田彩音 Ayane Sakata

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。千葉県生まれの大学院生。バスケ部に所属していた中学生時代、テレビでNBAを見始めたことをきっかけにスポーツ観戦の魅力に引き込まれる。好きな選手はショーン・リビングストン。生涯にわたってスポーツに携わっていくことが目標。