「FIBAユーロバスケット2025男子」はFIBAヨーロッパが主催する、ヨーロッパ地域のバスケットボール国別対抗戦である。この大会は1935年に初めて開催され、五輪またはW杯の欧州予選も兼ねて2年毎に開催されていた。2017年大会からはW杯の中間年の開催に移行し、4年に1回の開催となった。
現行の方式では、まず出場する全24カ国が4つのグループに分かれ、総当たりのグループフェーズが行われる。その結果、各グループの1位から4位までが決勝トーナメントへ進出し、ノックアウト形式で優勝を争う。
ここでは、これまでFIBAユーロバスケット男子を制したシーズン別の歴代優勝チーム、ファイナルの対戦カード、国別優勝回数などについてまとめる。
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🏆️FIBAユーロバスケット男子歴代優勝チーム・決勝戦の試合結果一覧
開催年 | 優勝 | スコア | 準優勝 | 開催地 (決勝) |
---|---|---|---|---|
1935 | ラトビア | 24-18 | スペイン | スイス(ジュネーヴ) |
1937 | リトアニア | 24-23 | イタリア | ラトビア(リガ) |
1939 | リトアニア | ※1 | ラトビア | リトアニア(カウナス) |
1946 ※2 | チェコスロバキア | 34-32 | イタリア | スイス(ジュネーヴ) |
1947 | ソビエト連邦 | 56-37 | チェコスロバキア | チェコスロバキア(プラハ) |
1949 | エジプト | 57-36 | フランス | エジプト(カイロ) |
1951 | ソビエト連邦 | 45-44 | チェコスロバキア | フランス(パリ) |
1953 | ソビエト連邦 | ※1 | ハンガリー | ソビエト連邦(モスクワ) |
1955 | ハンガリー | ※1 | チェコスロバキア | ハンガリー(ブタペスト) |
1957 | ソビエト連邦 | ※1 | ブルガリア | ブルガリア(ソフィア) |
1959 | ソビエト連邦 | 83-72 | チェコスロバキア | トルコ(イスタンブール) |
1961 | ソビエト連邦 | 60-53 | ユーゴスラビア | ユーゴスラビア(ベオグラード) |
1963 | ソビエト連邦 | 61-45 | ポーランド | ポーランド(ヴロツワフ) |
1965 | ソビエト連邦 | 58-49 | ユーゴスラビア | ソビエト連邦(モスクワ) |
1967 | ソビエト連邦 | 89-77 | チェコスロバキア | フィンランド(ヘルシンキ) |
1969 | ソビエト連邦 | 81-72 | ユーゴスラビア | イタリア(ナポリ) |
1971 | ソビエト連邦 | 69-64 | ユーゴスラビア | 西ドイツ(エッセン) |
1973 | ユーゴズラビア | 78-67 | スペイン | スペイン(バルセロナ) |
1975 | ユーゴスラビア | ※1 | ソビエト連邦 | ユーゴスラビア (ベオグラード) |
1977 | ユーゴスラビア | 74-61 | ソビエト連邦 | ベルギー(リエージュ) |
1979 | ソビエト連邦 | 98-76 | イスラエル | イタリア(トリノ) |
1981 | ソビエト連邦 | 84-76 | ユーゴスラビア | チェコスロバキア(プラハ) |
1983 | イタリア | 105-96 | スペイン | フランス(ナント) |
1985 | ソビエト連邦 | 120-89 | チェコスロバキア | 西ドイツ (シュトゥットガルト) |
1987 | ギリシャ | 103-101 | ソビエト連邦 | ギリシャ(アテネ) |
1989 | ユーゴスラビア | 98-77 | ギリシャ | ユーゴスラビア(ザクレブ) |
1991 | ユーゴスラビア | 88-73 | イタリア | イタリア(ローマ) |
1993 | ドイツ | 71-70 | ロシア | ドイツ(ミュンヘン) |
1995 | ユーゴスラビア | 96-90 | リトアニア | ギリシャ(アテネ) |
1997 | ユーゴスラビア | 61-49 | イタリア | スペイン(バルセロナ) |
1999 | イタリア | 64-56 | スペイン | フランス(パリ) |
2001 | ユーゴスラビア | 78-69 | トルコ | トルコ(イスタンブール) |
2003 | リトアニア | 93-84 | スペイン | スウェーデン (ストックホルム) |
2005 | ギリシャ | 78-62 | ドイツ | セルビア・モンテネグロ (ベオグラード) |
2007 | ロシア | 60-59 | スペイン | スペイン(マドリード) |
2009 | スペイン | 85-63 | セルビア | ポーランド (カトヴィツェ) |
2011 | スペイン | 98-85 | フランス | リトアニア (カウナス) |
2013 | フランス | 80-66 | リトアニア | スロベニア (リュブリャナ) |
2015 | スペイン | 80-63 | リトアニア | フランス(リール) |
2017 | スロベニア | 93-85 | セルビア | トルコ(イスタンブール) |
2022 ※3 | スペイン | 88-76 | フランス | ドイツ(ベルリン) |
- ※1 総当たり戦形式で優勝国を決定したため、決勝戦はなし。
- ※2 1941〜1946年の期間、第2次世界大戦のために大会は開催されなかった。
- ※3 開催年度の変更と新型コロナウイルスの影響を受けた。
🏆️歴代優勝回数ランキング
国名 | 優勝回数 |
---|---|
ソビエト連邦 | 14 |
ユーゴスラビア | 8 |
スペイン | 4 |
リトアニア | 3 |
イタリア | 2 |
ギリシャ | 2 |
チェコスロバキア | 1 |
フランス | 1 |
ロシア | 1 |
ドイツ | 1 |
ハンガリー | 1 |
ラトビア | 1 |
エジプト | 1 |
スロベニア | 1 |
大会の歴史と各国の優勝回数を見ると、1950〜1980年代にソビエト連邦が長期に覇権を握り、現在でも最多優勝回数を誇っている。続く1990年代にはユーゴスラビアが勢力を拡大し、8度の優勝を達成した。
2000年代に入ると、ヨーロッパ出身のNBA選手が増加。ヨーロッパでもスペインやフランスをはじめとする各国が独自の戦術と育成で競い合い、バスケットボールはアメリカ一強の時代から世界の各国が対等に争う時代へと移行した。
現在では、スロベニア(ルカ・ドンチッチ)、ギリシャ(ヤニス・アデトクンボ)、セルビア(ニコラ・ヨキッチ)といったNBAのスーパースターを擁するチームが台頭し、バスケットボールにおけるヨーロッパの存在感はますます大きくなっている。
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