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【速報】マラソン2回目の近藤が11位 レース最終盤まで先頭集団で粘る好走 東京2025世界陸上 男子マラソン | レース経過・結果・ハイライト| (9.15)

小座野容斉 Yosei Kozano

【速報】マラソン2回目の近藤が11位 レース最終盤まで先頭集団で粘る好走 東京2025世界陸上 男子マラソン | レース経過・結果・ハイライト|  (9.15)  image

Jiji Press

2025年世界陸上東京大会第3日の9月15日、男子マラソンが東京都内のコースで行われ、マラソン2回目の近藤亮太(三菱重工)が、2時間10分53秒で11位となった。優勝候補のデレサ・ゲレタ(エチオピア)ら、有力アフリカ勢が、次々にレースを中止・棄権する過酷なレースの中、近藤は最終盤まで先頭集団で粘った。40キロ前でスピード勝負に付けず順位を落としたが、将来に期待が持てる好走だった。

日本勢は、小山直城(Honda)は2時間13分42秒で23位、吉田祐也(GMOインターネットグループ)は2時間16分58 秒で34位だった。

過酷なレースは、先頭の3人で国立競技場のトラック勝負となった。フィニッシュは100m走のような、ほぼ同着、写真判定が必要と思われるほど。アルフォンスフェリクス・シンブ(タンザニア)が2時間09分48秒で金メダルとなった。ゴール直前でかわされたアマナル・ペトロス(ドイツ)が同タイムで銀メダル。イリアス・アウアニ(イタリア)が2時間09分53秒で銅メダルだった。

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レース経過・通過順位・タイム・ハイライト:残り5キロ、近藤亮太が力走

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※内容は逆時系列。時7刻は日本時間表記。タイムは速報値。

09:53 近藤亮太のコメント
「20キロくらいから、脚がずっとつっていて。何回も先頭集団から離れそうになった時に、すごい耳が割れるような声援が、ずっと背中を押してくれた。諦めそうになった時、いろいろな人の顔が浮かんで少しでも、少しでも前の順位へ、最後は自分に勝つというところで、ゴールを目指しました」

「本当に感謝の気持ちでいっぱいです。妻や家族を始め、本当に応援してくださった方もいらっしゃって、職場の皆さん、チームメートや総監督やスタッフ。なんとしても結果を残さなければというところで、最後まであきらめずに走り抜きました」

「2回目のマラソンで、ここまで戦えたというのは。マラソン人生まだまだ始まったばかりだと思うので、さらに上を目指して頑張っていきたい」

09:48  吉田祐也(GMOインターネットグループ)は2時間16分58 秒で34位。

09:45 小山直城(Honda)は2時間13分42秒で23位。

09:43 近藤亮太(三菱重工)は2時間10分53秒で11位。

09:41 国立競技場のトラック勝負、フィニッシュは100m走のようなほぼ同着、写真判定が必要と思われるほど。アルフォンスフェリクス・シンブ(タンザニア)が2時間09分48秒で金メダル。アマナル・ペトロス(ドイツ)が同タイムで銀メダル。イリアス・アウアニ(イタリア)が2時間09分53秒で銅メダル。

09:40 先頭は3人になった。

09:39 間もなく国立競技場、先頭集団は5人。  

09:35  △ 40キロ地点通過 トップは2時間03分33 秒。I.アウアニ(イタリア)が1位通過。近藤は23秒差で10位。

09:34 A.チェランガット(ウガンダ)が登り坂でスパート。しかし先頭は崩れない。

09:33 少し遅れた近藤亮太に、TBS実況の青学大・原晋監督が「近藤君は辛抱して欲しい」

09:28 先頭のペースが上がった。

09:26 残り5キロを切った。 近藤亮太が先頭集団にいる。

09:20 優勝候補の筆頭、自己ベスト2時間02分38 秒のデレサ・ゲレタ(エチオピア)がレース中止。 

09:19 △ 35キロ地点通過 タイムは1時間47分47秒。 1位通過はV.キプランガト (ウガンダ)。近藤亮太は2秒差の14位。

09:15 タデセ・タケレ(エチオピア)がレース中止。自己ベスト2時間3分23秒。今年3月の東京マラソンで優勝。

09:12 東京駅丸の内駅前(赤レンガ駅舎前)を2度目の折り返し。

09:04 △ 30キロ地点通過 タイムは1時間32分27秒。 1位通過はD.ゲレタ (エチオピア)。 近藤亮太は2秒差の15位、小山直城は8秒差の24位、吉田 祐也は35位(タイム差不明)か

09:00 小山直城が先頭集団から遅れ始めた。 

08:57 先頭集団は24,5人に絞られてきた。吉田祐也は遅れたが、近藤亮太、小山直城はこの中にいる。

08:53 先頭集団は銀座4丁目付近を2度目の折り返し。 

08:49 △ 25キロ地点通過 タイムは1時間17分11秒。 1位通過はI.ムポフ (ジンバブエ)。近藤亮太は2秒差の19位。小山直城は3秒差の22位、吉田祐也は少し遅れ始めて8秒差の29位。

08:48 自己ベスト2時間3分台、優勝候補の一角、V.K.ゲティッチが腹痛?お腹を押さえて、ガクッとペースが落ちた。

08:41 先頭は依然として集団。日本勢3人もこの中にいる。昨日の女子は、この地点ではアメリカ勢2人と小林がレースを牽引していた。 

08:34 △ 20キロ地点通過 タイムは1時間1分54秒。1位通過はS.ハッサン(スウェーデン)。吉田祐也は2秒差の22位、小山 直城は2秒差の26位、近藤 亮太は3秒差の33位で通過。

08:31 東京駅丸の内駅前(赤レンガ駅舎前) を居り返す先頭の大集団。

08:28 18.5キロ付近、皇居前を走る先頭集団。

08:18 △ 15キロ地点通過 タイムは46分26秒。1位通過はV.キプランガト(ウガンダ)。吉田祐也は2秒差の23位、小山 直城は3秒差の40位、近藤 亮太は4秒差の42位で通過。

08:12 銀座4丁目、「日本のタイムズスクエア」 を折り返していく選手たち。銀座中央通りはたくさんのファンが声援。

08:03 △ 10キロ地点通過 タイムは30分48秒。 1位通過はR・リンガー。吉田祐也(GMOインターネットグループ)は2秒差で19位、小山直城(Honda)は2秒差で25位、近藤亮太(三菱重工)は3秒差で29位通過。

08:02 最初の折り返し(秋葉原)を通過。ここから中央通りを南に銀座まで下る。

07:47 △ 5キロ地点通過 タイムは15分22秒。 V.K.ゲティッチが1位通過。1位から10秒以内に通過した選手は57人。日本の3人もその中にいる。

07:46 給水ポイント付近で大集団は縦長に。 

07:41 先頭は大集団   

07:35   国立競技場を出てロードへ。 

07:31 定時より2分7秒ほど遅れてスタート

07:30 号砲で選手が一斉にスタートしたが、マラソンでは極めて珍しいフライングで、スタートやり直し

07:30 スタート予定

△男子マラソン開始前の情報


以下、レース前の情報。

■マラソンのコースは? どこを通る?

今大会のマラソンコースは、男子・女子で共通。国立競技場(東京都新宿区)をスタート・ゴール地点とするため、毎年早春に開催されている東京マラソンとは異なる。2024年パリ五輪日本代表選考のために2023年に開催されたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)とほぼ同じコースとなっている。

外苑西通り、外堀通り、白山通りを通って、神保町交差点から周回コースへ入る。靖国通り、中央通り、内堀通りを利用した、周回コースを2周する。秋葉原(第1折り返し地点)、銀座4丁目交差点(第2折り返し地点)、東京駅中央口前(第3折り返し地点)など名所を巡る。浅草・浅草寺前へは行かない。その後は、再び神保町から国立競技場を目指す。

高低差があるのは、国立競技場から神保町の交差点への往復部分だけで、周回コースはほぼフラットなため、好タイムも期待できそうだ。

■ライブ中継予定(テレビ放送、インターネット配信)は?

  • TBS系列(テレビ地上波)
  • TVer(インターネット)

世界陸上のマラソンは男女ともにテレビ地上波放送のTBS系列で生中継される予定。

2025年の世界陸上は、ネット配信ではTVerで、ライブ・見逃しの両方が利用できる。

■日本代表選手は誰? 海外の有力選手は?

日本男子の代表は吉田祐也(GMOインターネットグループ)、近藤亮太(三菱重工)、小山直城(Honda)。

【男子】

日本代表

  • 吉田祐也(GMOインターネットグループ):エントリー記録&自己ベスト2時間05分16秒(2024年福岡国際)。世界陸上初出場。
  • 近藤亮太(三菱重工):自己ベスト2時間05分39秒(2025年大阪)。マラソン初挑戦となった2月の大阪マラソンで日本人最高の2位。世界陸上初出場。
  • 小山直城(Honda):自己ベスト2時間06分33秒(2024年大阪)。小山は2024年パリ五輪に続いての代表となる。世界陸上は初出場。

海外の有力選手

  • ビクター・キプランガト(ウガンダ):自己ベスト2時間5分9秒。前回の世界選手権優勝者。
  • タデセ・タケレ(エチオピア):自己ベスト2時間3分23秒。今年3月の東京マラソンで優勝
  • デレサ・ゲレタ(エチオピア):自己ベスト2時間02分38 秒。東京マラソンで2位
  • ビンセント・ゲティッチ(ケニア):自己ベスト2時間3分13秒。東京マラソンで2年連続2時間4分台(いずれも3位)。

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小座野容斉 Yosei Kozano

東京都出身 早稲田大学政治経済学部卒。1989年毎日新聞に入社、写真部のカメラマンとして、春・夏の高校野球、プロ野球、ラグビーなどを撮影。デジタルメディア局に異動後は、ニュースサイト編集の傍ら、「K-1」などの格闘技、フィギュアスケート、モータースポーツも撮影してきた。アメリカンフットボールは、個人のライフワークとして、トップリーグの「Xリーグ」を中心に年間約70試合を撮影・取材。2020年2月毎日新聞を退社後は、ウェブ「アメリカンフットボール・マガジン」で約700本の記事を配信した。また、「NFLドラフト候補名鑑」出版にも携わった。日本スポーツプレス協会(AJPS)会員。