バルセロナのラポルタ会長がヤマルについて語る、メッシとの比較

小鷹理人 Masato Odaka

Ajay Gandhar

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アジアで行われているバルセロナのプレシーズンツアーで、18歳のラミン・ヤマルが世界的な注目を集めている。ラ・マシア出身で、現在は背番号10を背負っているヤマルは、日本と韓国で最も注目を浴びた選手だった。

15歳でバルセロナのトップチームデビューを果たしたヤマルは、これまでに数々の記録を塗り替え、18歳にして高額の契約を結んだばかりだ。すでに次回バロンドールの有力候補と目されている。

バルセロナ会長のジョアン・ラポルタ氏は、CNNのインタビューでこの若きスターの急成長について語り、クラブの伝説であるリオネル・メッシとの比較に触れつつ、現在の彼について大胆な評価を下した。

「ラミンはラミン・ヤマルであり、メッシはリオネル・メッシだった。メッシは世界最高の選手だった。そして今の状況において、ラミンは世界最高の選手だと私は思っている」とラポルタは語った。

ラポルタ会長は、ヤマルの存在感と成熟度を称賛し、「ラミンには強い個性がある。メッシもそうだった。彼も若い頃から強い個性を持っていた」と述べた。

「もちろん、メッシはすべてを成し遂げ、すべてを勝ち取った。私にとって、彼はおそらく史上最高の選手だ」

さらにラポルタは、バルセロナの新たな才能を称えつつ、サッカー界全体に広がる才能の素晴らしさにも言及した。

「世界は動き続け、新たな天才が現れる。そして、今その天才と呼べるのは、ラミン・ヤマル、ペドリ、ラフィーニャといった選手たちだ。彼らは非常に才能のある選手たちだ」

「私はバルセロナの選手の名を挙げたが、もちろん他のクラブにも素晴らしい選手はいる」

原文:Joan Laporta delivers Lamine Yamal verdict amid Lionel Messi comparison
翻訳:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)

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小鷹理人 Masato Odaka

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。南アフリカW杯を機にサッカーに魅了され、欧州サッカーを中心に幅広く観戦。大学・大学院でスポーツマネジメントを専攻し、理論と実践の両面からスポーツを追求。フットサル部では全国大会出場経験あり。趣味はスポーツ観戦でサッカー、格闘技、MLBなど幅広く観戦。NBAは現在勉強中。

Ajay Gandhar

Ajay Gandhar is a content producer for The Sporting News, working across our English-language editions.