40歳となり、輝かしいサッカーキャリアの晩年を迎えたクリスティアーノ・ロナウドは、そのフィールド上での功績により、史上最高の選手の一人としての地位を確立している。
そのレジェンド的な地位には莫大な富も伴い、サウジアラビアへの移籍によって彼は計り知れないほどの収入を手にし、世界で最も高給取りのアスリートの座に就いた。
それによってロナウドは人生の贅沢を存分に楽しむことができるようになり、今ではその喜びをパートナーにも分かち合おうとしている。交際からほぼ10年、ロナウドの恋人ジョルジーナ・ロドリゲスは、予想されていた通りのニュースをInstagramで発表し、2人は婚約したのだ。
投稿の中心には非常に巨大な婚約指輪があり、ロドリゲスは「Yes, I do. In this life and in all my lives(はい、受け入れます。この人生でも、すべての人生でも)」というキャプションと共に、その巨大な宝石の写真をSNSに載せた。
ここでは、この驚くべきジュエリーについて分かっていることを紹介する。
クリスティアーノ・ロナウドがジョルジーナ・ロドリゲスに贈った婚約指輪の値段とサイズは?
ロナウドが婚約の証としてロドリゲスに贈った指輪の正確な仕様は不明だが、専門家はすでに推測を始めている。
InStyleが引用した専門家は、この指輪は「間違いなく15カラット以上で、おそらく20〜25カラットの範囲」と見ている。この専門家はさらに、この指輪が「トリプル・オーバル」セッティングであり、「かなり珍しい」と指摘している。一方、People誌が引用した専門家の一人は、なんと35カラット以上と推測し、もう一人はやや控えめに15〜20カラットとしている。
値段についてもはっきりとは分かっていない。Brides.comはおよそ120万ドル(1ドル=148円換算で約1億8000万円。以下同)と推測しているが、情報源は明らかにしていない。SNS上では300万ドル(約4億4000万円)程度とする声もある。People誌が引用した専門家の一人は500万ドル(約7億4000万円)以上と見積もり、もう一人は200万ドル(約3億円)超と述べている。
製造者についても現時点では不明だが、いずれ明らかになる可能性が高い。こうした特別なジュエリーを作ったメーカーは、宣伝効果や信頼性向上のために名乗り出ることが多いからだ。
クリスティアーノ・ロナウドの年俸と総資産は?
これほど巨大な婚約指輪を用意できるのは、ロナウドがプロスポーツ界史上屈指の高額所得者だからだ。
現在、ロナウドはサウジ・プロリーグのアル・ナスルと契約を結んでおり、その年俸は約1億8000万ユーロ(1ユーロ=172円換算で約310億円。以下同)と報じられている。
この莫大な額に加え、アル・ナスル以前にもマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、ユヴェントスで高額な給与を得てきたことで、彼は経済的な巨人となった。
Celebrity Net Worthによると、新契約を結んだ時点での資産は約8億ドル(約1184億円)と推定されており、数年前の5億ドル(約740億円)から大幅に増加している。
Forbesは、ロナウドが2025年だけで2億7500万ドル(約407億円)を稼いだと報じており、2020年には彼がサッカー選手として史上初めてキャリア通算で10億ドル(約1480億円)を稼いだ人物になったと伝えている。
ロナウドの婚約者ジョルジーナ・ロドリゲスとは?
ロナウドと現在の婚約者ジョルジーナ・ロドリゲスは2016年から交際している。スペイン紙『AS』によれば、ロドリゲスはマドリードのグッチの店舗で販売員として働いていた時に、ポルトガル代表のスターと出会ったという。
ロドリゲスはアルゼンチンのブエノスアイレスで生まれ、その後、家族と共にスペイン北東部のハカに移り育った。人口は約1万3000人で、フランス国境に近く、マドリードから約450km離れている。
地元でウェイトレスとして働いた後、イギリスのブリストルでオーペア(住み込みの子守り)として一家に住み込んだこともあるという。
原文:How big is Cristiano Ronaldo's engagement ring? Cost, size, where soccer star bought Georgina Rodriguez rock
翻訳:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)