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アントニー、マンチェスター・ユナイテッドでの経験を語る 「敬意に欠ける部分があった」

Dorothy Howard

浄見耕志 Koushi Kiyomi

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マンチェスター・ユナイテッドは今夏、マーカス・ラッシュフォードやアントニーを含む複数の選手がクラブを離れた。

ラッシュフォードはバルセロナへ期限付き移籍で加入し、アントニーは昨季後半を過ごしたレアル・ベティスへ完全移籍した。

アントニーはベティスでのレンタル期間中に活躍を見せ、他クラブからのオファーもあったものの、最終的には同クラブへの完全移籍を強く希望していた。

そして今回、自身の移籍について語る中で、ユナイテッドでの扱われ方に対する率直な思いも明かしている。

アントニーが明かすユナイテッドでの経験

アントニーは今夏、2200万ユーロ(1ユーロ174円換算で約38億2600万円)でベティスに完全移籍したが、ユナイテッドでの扱いは望んでいたものではなかったという。

『ESPNブラジル』に対して、アントニーは次のように語っている。

「僕は誰かを名指しして揉め事を起こすようなタイプではない。だからここで誰の名前も言わないよ」

「でも、少し敬意に欠ける部分があったと思う。時には失礼なこともあった。挨拶すらないこともあったんだ」

「ただ、もう過去のことだから深くは気にしていない。今はベティスにいて、ここで暮らしている。それが一番大事なことだ」

さらに、ユナイテッドで思うような活躍できなかった理由についても言及した。

「僕は自分の責任を受け止める人間だ。ピッチ外の問題がパフォーマンスに大きく影響したと思う。自分の可能性も、クオリティも理解している。ワールドカップに出場したのも偶然ではない」

「ただ、ユナイテッドで結果を残せなかったのも自分の責任だし、望んでいたようなプレーができなかったのも事実だ。それでも、物事の明るい面を見るようにしている。ユナイテッドでの時間は、自分を見つめ直すために必要なプロセスだったと思う」

今季アントニーはここまでベティスで4試合に出場し、1ゴール1アシストを記録している。

原文:Antony claims 'lack of respect' from Man Utd before move to La Liga
翻訳・編集:浄見耕志(スポーティングニュース日本版)

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Dorothy Howard

Dorothy Howard is a freelance soccer writer for The Sporting News. Dorothy loves all things sports, especially soccer. She is unfortunately a hardcore Manchester United fan, but loves the USWNT. Since starting her career, she has published work for multiple sports sites, and is a trusted name in sports reporting.

浄見耕志 Koushi Kiyomi

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。東京生まれ・東京育ち。スポーツとの出会いは、幼少期に夢中で観戦した大相撲。以来、欧州サッカーやF1を中心に幅広く観戦し、競技そのものだけでなく、その背景や文化にも強い関心を持つ。映画や音楽をはじめカルチャー全般を日常的に吸収し、雑誌文化にも親しんでいる。