アーセナルは現地時間10月1日(水)、チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第2節でオリンピアコスをホームに迎え、2-0で勝利。今季のCLで開幕2連勝を果たした。
これで公式戦3連勝となったアーセナル。試合後、アルテタ監督は今夏加入の新戦力の一人を称賛した。
この日は、ガブリエウ・マルティネッリを含む6選手が先発に名を連ねた。起用に応えたマルティネッリは、開始12分に先制ゴールをマーク。ヴィクトル・ギョケレシュのシュートがポストに当たって跳ね返ったボールに素早く反応し、冷静に押し込んだ。
その後オリンピアコスに同点のチャンスを作られる場面もあったが、試合終盤にブカヨ・サカが途中出場から勝負を決定づけるゴールを記録。主将のマルティン・ウーデゴールが送ったスルーパスに抜け出し、GKコンスタンティノス・ゾラキスとの1対1を制した。
この結果、アーセナルはリーグフェーズ2連勝で上々の滑り出しを見せている。
アルテタ監督がオリンピアコス戦後に新加入選手を絶賛

Arsenal FC
オリンピアコス戦後、アルテタ監督は勝ち越し弾を決めた主将MFウーデゴールを称賛する一方、今夏スポルティングから加入した新ストライカー、FWヴィクトル・ギョケレシュについても言及した。
スウェーデン代表FWは移籍金6400万ポンドでアーセナルに加わったが、加入直後から「プレミアリーグのスピードに適応できていない」「強豪相手に結果を残せない」と一部メディアから批判も浴びていた。実際、これまでの3得点はリーズとノッティンガム・フォレスト戦に限られている。
しかしアルテタ監督は、オリンピアコス戦での彼のプレーを高く評価。「試合ごとに良くなっていると感じている。今日は何度かシュートを止められ、ポストにも嫌われたが、全体として素晴らしいパフォーマンスだった」と試合後の会見で語った。
さらに指揮官は、ゴール以外での貢献こそギョケレシュがチームにとって重要な存在である理由だと強調した。
「得点はもちろん期待しているが、もし決められなくてもチームのために全力を尽くしてくれている。その働きが大きな助けになっている」
ギョケレシュは公式戦5試合連続無得点となっているが、アルテタ監督は「次のウェストハム戦でゴールを決めて、その後波に乗ってくれることを願っているよ」と復調に期待を寄せている。
原文:Mikel Arteta praises under-fire Arsenal player for 'exceptional' Champions League display
翻訳:小山亮(スポーティングニュース日本版)
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