ベルナルド・シウバがマンチェスター・シティでの自身の将来について口を開いた。ただし、その最終的な決断はまだ明かしていない。
ポルトガル代表MFの契約は今季限りで満了となる。すでに複数のビッグネームがエティハドを去っていることもあり、ファンはシウバの動向を注視している。
31歳のシウバは2017年にモナコから加入して以来、ペップ・グアルディオラ監督が最も信頼する選手のひとりとなってきた。
8年を経た今、彼は古巣モナコとのチャンピオンズリーグで再会を果たしたが、その場でもシーズン終了後に残留か退団かという質問が飛んだ。
「自分がどうするかはもう分かっている。でも今は話す時じゃない」とシウバはモナコ戦を前に語った。
「今はシティに集中して、クラブをあるべき場所に戻すためにベストを尽くすだけだ」
🚨👀 Bernardo Silva on contract due to expire in June: “I know EXACTLY what I'm going to do but it's not the time to talk about it”.
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) October 1, 2025
“It's time to focus on Man City, to try to do my best to put the club back where it belongs...”. pic.twitter.com/ysyZrkWvAj
ベルナルド・シウバの現在の役割

今夏、ケビン・デ・ブライネやカイル・ウォーカーといった主力がチームを去った後、ベルナルド・シウバはキャプテンに任命された。
そのリーダーシップはピッチ内外に及ぶ。
「シティがこの8年間で成功してきたのは、ひとりのキャプテンが素晴らしかったからじゃない。偉大なリーダーたちが集まっていたからだ」と説明した。
さらに「キャプテンとして、起きてはいけないことを防いで、環境を整える必要がある。僕の役割は、そのエネルギーや化学反応をキャプテンたちとともに作り出すことなんだ」と続けた。
この姿を、かつてのチームメイトであるヴァンサン・コンパニは予見していた。2019年、コンパニはシウバを「50%ピエロ、50%リーダー」と評し、いずれキャプテンにふさわしいバランスを取るだろうと冗談交じりに語っていたという。シウバはキャプテン就任時にその言葉を改めて思い出したと明かした。
今のところ、去就については口を閉ざしている。母国ベンフィカやサウジアラビア行きの噂もあるが、本人は「まずはシティを再び勝者に導くことに集中する」と語っている。昨季は珍しく無冠に終わっただけに、その決意は強い。
原文:Bernardo Silva opens up on Man City future amid contract set to expire
翻訳:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)
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