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アモリム監督「マンUの苦戦はシステムのせいではない」

小鷹理人 Masato Odaka

Rwittika Chakraborty

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マンチェスター・ユナイテッドは9月27日、コミュニティ・スタジアム(アウェー)でのプレミアリーグの前節でブレントフォードに3-1の完敗を喫した。

その結果、ユナイテッドはここまでリーグ戦6試合でわずか2勝にとどまり、勝点7でプレミアリーグ14位に沈んでいる。

ブレントフォード vs マンチェスター・ユナイテッドのハイライト

ルベン・アモリム監督の下で続く低迷は厳しい批判を浴びており、40歳の指揮官の戦術システムにも疑問が投げかけられている。

また、ブレントフォード戦後には、クラブのレジェンドであるギャリー・ネビル氏とウェイン・ルーニー氏がアモリム監督の采配に批判的な見解を示した。

2024年11月に就任して以来、アモリム監督はリーグ戦33試合で勝点34しか積み上げられていない。彼の採用する3-4-3システムと、そのフォーメーションで安定した結果を出せていないことには批判が集中しているが、ポルトガル人監督は今のところシステム変更を検討する意思はないと公言している。

次節に向けた記者会見で批判について意見を求められると、アモリムはそれを「普通のこと」と受け止め、ユナイテッドの不振は「システムとは何の関係もない」と反論した。

アモリム監督はシステムについて何を語ったか?

「批判は普通のことで、結果から逃げることはできない。昨季からの重荷もあるが、私にとって昨季のことは関係ない。今年は6試合を戦い、そのうち3試合を落とした。負けた試合を振り返らなければならない。我々はアーセナルにシステムのせいで負けたのか? その評価はあなたたちの仕事だ」

「だがシティ戦やブレントフォード戦はどうか? 我々の失点の仕方やチャンスの作り方を見れば、システムのせいではないことは明らかだ。勝てなかった試合を見れば、人々はそれぞれ違う意見を持つ。それでいいと思っている」

ユナイテッドは次節、10月4日にオールド・トラッフォードでサンダーランドを迎え撃つ。

アモリム監督はサンダーランド戦について何を言ったか?

サンダーランドは今季好調なスタートを切り、ここまで6試合で勝点11を獲得してプレミアリーグ5位につけている。

アモリム監督はブラックキャッツ(サンダーランドの愛称)との一戦について「本当に厳しい試合になるだろう」と語り、次のように続けた。

「非常にタフな試合になる。彼らは非常にうまくやっている。試合を見ればわかるが、退場者が出て数的不利になりながらドローに持ち込み、その後ブレントフォード相手に最後のプレーで勝利を収めた。ちょっとしたディテールが順位表を大きく変えている。我々もその点に注意を払わなければならない」

「彼らは本当にいいフットボールをしている。システムは明確な4-3-3で、サイドで多くのローテーションをしてくる。自信を持っているチームだ。我々がプレッシャーを受けるのは明らかだ」

オールド・トラッフォードでのサンダーランド戦において、ユナイテッドは過去16試合で13勝と好成績を収めている。

果たしてアモリム監督が率いるユナイテッドは、土曜日の一戦でブラックキャッツ相手に勝利数を積み重ねることができるのか注目だ。

原文:Ruben Amorim claims Man United struggles are 'nothing to do with the system'
翻訳:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)

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小鷹理人 Masato Odaka

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。南アフリカW杯を機にサッカーに魅了され、欧州サッカーを中心に幅広く観戦。大学・大学院でスポーツマネジメントを専攻し、理論と実践の両面からスポーツを追求。フットサル部では全国大会出場経験あり。趣味はスポーツ観戦でサッカー、格闘技、MLBなど幅広く観戦。NBAは現在勉強中。

Rwittika Chakraborty

Rwittika Chakraborty is a content producer for The Sporting News. Based in India, she holds a Bachelor's degree in Journalism and Mass Communication from SRM Institute of Science and Technology.