チャンピオンズリーグのベンフィカ戦で印象的なパフォーマンスを披露したチェルシーの新戦力について、DFマルク・ククレジャが称賛の言葉を送った。
リーグ戦で2連敗を喫していたチェルシーだが、現地時間9月30日(火)に行われたチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第2戦でベンフィカ相手に1-0で勝利。貴重な白星を手にした。
そして、この試合で決勝点を演出したのが、今夏マンチェスター・ユナイテッドから加入したアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョだった。左ウイングで先発した彼は、前半18分にFWペドロ・ネトの右からのクロスを折り返し、そのボールが相手のオウンゴールを誘発した。
このプレーは、チェルシー加入後の彼にとって間違いなく最も大きな貢献となった。
試合後、フル出場でチームの勝利に貢献したククレジャは、今夏加入のチームメイトを高く評価した。
ククレジャがガルナチョを称賛

ガルナチョは今夏、移籍金4000万ポンドでマンチェスター・ユナイテッドからチェルシーへ移籍。ブレントフォード戦(2-2)でデビューを果たした。
21歳のFWは、続くカラバオ・カップのリンカーン戦で初先発を果たし、ベンフィカ戦で初めてスタンフォード・ブリッジのピッチに立った。
ただ、古巣ユナイテッド戦やブライトン戦では出番がなく、ベンチに控えるのみ。次節土曜日に行われるリバプール戦では先発出場を強く望んでいるに違いない。
限られた出場時間の中でも才能の片鱗を見せており、ククレジャはそのポテンシャルを高く評価する。ベンフィカ戦の後、『BBC Sport』を通じて「彼は多くの資質を持った、とても重要な選手だ」と語った。
「リーグ戦では数的不利になってしまい、守備に追われていたためウイングの彼を起用するのが難しかった。だが今日の試合でチャンスを得て、自分のレベルを示し、チームに貢献できる存在であることを証明した。素晴らしいパフォーマンスをしたと思うし、リバプール戦でも同じようにやってくれることを願っているよ」
一方で、同じく今夏加入したジェイミー・ギッテンスには苦しい船出が続いている。
ドルトムントから移籍金4800万ポンドで加入したU-21イングランド代表FWだが、ここまでは期待に応えられていない。
もちろんまだ21歳と若く、将来的に飛躍するための時間は十分にある。だがクラブとしては彼にできるだけ早く結果を示すことを求めている。
原文:Marc Cucurella heaps praise on new Chelsea signing
翻訳・編集:小山亮(スポーティングニュース日本版)
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