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NBAファイナル第2戦に表示されたコート上のデジタルロゴにファンら猛批判

Gilbert McGregor

佐藤瑞紀 Mizuki Sato

NBAファイナル第2戦に表示されたコート上のデジタルロゴにファンら猛批判 image

オクラホマシティ・サンダーとインディアナ・ペイサーズによる2025年NBAファイナルが始まったとき、試合の演出について幅広い苦情が寄せられた。中でも最大の不満は、コート上にファイナルを示すロゴやサインが一切見当たらなかったことだった。

ファンたちは、ABCの放送にてコート上にYouTube TVの広告が合成されていることに気付いた一方、オクラホマシティの実際のコートには、ペイコム・センターのロゴ、サイドラインにある2つのYouTube TVのロゴ、そしてベースラインには「Michelob Ultra Courtside」エリアを示すマークが表示されていた。しかし、NBAファイナルを示すようなものは一切なかった。

これを受けてファンはSNS上で、「かつてコート中央にラリー・オブライエン・トロフィーが大きく描かれていた時代が懐かしい」と嘆いたり、「3ポイントライン内側にNBAファイナルのロゴがあるだけでも十分だ」といった声を上げた。

そして、放送局はファンの声に耳を傾けた ―ある意味では。第2戦の放送ではファンの不満に対応しようとしたが、さらなる反発を招く結果となった。ここでは、バスケットボール界の反応をまとめた。

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最初の苦情を受け、ABCの放送ではペイコム・センターのロゴの反対側に、デジタルでラリー・オブライエン・トロフィーを配置した。

しかし、ファンの反応は冷ややかだった。

主な苦情としては、「トロフィーが小さい」「解像度が低い」という点が挙げられ、カメラアングルや選手の動きに合わせて、トロフィーが歪んでしまう瞬間も多かったと指摘された。

以下は、動きの中でのトロフィーの見え方や、試合開始直前に突然表示されたトロフィーに対するファンの最初の反応となっている。

トロフィーに対する強い反発を受けて、放送局はリアルタイムでの対応を試みた。第2クォーター開始時には、ラリー・オブライエン・トロフィーの代わりに「NBA Finals」のスクリプトロゴが表示され、その下には「Presented by YouTube TV」という文字も加えられた。

しかし、後半が始まると今度は再びラリー・オブライエン・トロフィーに戻され、第2Qのロゴからの大きな変更が加えられるという混乱が続いた。

原文:ESPN responds to complaints, still gets roasted for digital NBA Finals logo on court for Game 2
抄訳:佐藤瑞紀(スポーティングニュース日本版)


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Gilbert McGregor

Gilbert McGregor first joined The Sporting News in 2018 as a content producer for Global editions of NBA.com. Before covering the game, McGregor played basketball collegiately at Wake Forest, graduating with a Communication degree in 2016. McGregor began covering the NBA during the 2017-18 season and has been on hand for a number of league events.

佐藤瑞紀 Mizuki Sato

京都府生まれ、立命館大学卒。The Sporting Newsのアシスタントエディター。大学在学中は、ファッションに携わり、Levi'sやセレクトショップでスタッフとしてキャリアをスタート。大学卒業後に上京し、ファッションとカルチャーを結びつけた記事を執筆。バスケ未経験ながら、2015年にカリーのプレーに魅了され、NBA観戦が大好きになる。