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ポジション別に先発予想30選手をランキング! シューティングガード編|NBA 2025-26シーズン

Stephen Noh

坂東実藍 Miran Bando

ポジション別に先発予想30選手をランキング! シューティングガード編|NBA 2025-26シーズン image

NBAで最高の先発シューティングガードを擁するチームはどこなのか。

『スポーティングニュース』では、NBAの2025-2026シーズンでスターターになることが予想される選手をポジション別にランキング化した。

ここでは、シューティングガードの先発見込み選手たちのランキングをまとめる。

Anthony Edwards

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NBA 2025-2026シーズンの先発予想SGのランキング

1. アンソニー・エドワーズ(ウルブズ)

すでにバスケットボール界で有数のアスリートで、最もタフなドライバーのひとりだ。昨季は3ポイントショットの力も加え、成功数で3位、合計得点で2位だった。シーズンを通じてパサーとしても成長し、年々ダブルチームに対する対応が向上している。2年連続でミネソタ・ティンバーウルブズをウェスタン・カンファレンス・ファイナルに導き、オールNBAセカンドチームに選ばれた。エリートクラスのオフェンシブプレイヤーであることは疑いない。

一方、守備ではオフボールで集中を切らす時がある。だが、ボールに対しては粘り強く、相手を封じ込めることができる。

2. ドノバン・ミッチェル(キャバリアーズ)

リーグ屈指のスコアラーだ。昨季は1試合平均24.0得点をあげ、MVP投票で5位だった。コートのあらゆるところからショットをうまく決めることができるスコアラーで、ダリアス・ガーランドが負傷した時は主たる配球役もこなした。キャリア序盤の守備に対する評価も乗り越え、持ち前の能力をよりうまく生かしている。6年連続でオールスターに選ばれており、今季も続くはずだ。 

3. アメン・トンプソン(ロケッツ)

2年目の昨季、好調だったヒューストン・ロケッツでベストプレイヤーのひとりとして台頭した。彼と双子の兄弟アサーはNBA最高のアスリートだという声も多い。アメンはその身体能力を生かし、守備で相手の脅威となる。複数のポジションを守り、あらゆるタイプのスーパースターを追いかけまわす。

NBA入りからジャンプショットが非常に不安定だったが、それは変わっていない。それでも、ウィングからの見事なリバウンドで活躍できる。勢いづけば止めるのは不可能だ。フォワードの体を持ちつつ、ポイントガードのビジョンもあり、リーグ有数の興味深いスターのひとりとなった。 

4. デズモンド・ベイン(マジック)

オーランド・マジックがこの夏、ドラフト1巡目指名権4つをあきらめてまでベインを獲得したのには理由がある。通算3P成功率41%を記録しており、NBA屈指のムーブメントシューターだ。

ただ、彼はただのシューターではない。ベインは味方のためにつくることもでき、ここ2シーズンは1試合平均5アシスト超を記録している。エリートディフェンダーではないが、守備でも自分の役割を果たす。マジックに完ぺきにフィットするだろう。新天地で活躍するはずだ。

Desmond Bane Memphis Grizzlies Orlando Magic  Kentavious Caldwell-Pope

5. ノーマン・パウエル(ヒート)

オールスター選出はないが、昨季は自己最多の平均21.8得点を記録して候補と騒がれた。素晴らしいシューターで、リム付近でのフィニッシュも優れている。自信たっぷりでプレイし、ショットを放つことを決して恐れない。そのために時々ミスもある。素晴らしいパサーではない。だが、長所は大きく短所を上回っている。そして重要な局面で決定的なスコアラーだ。

6. ミケル・ブリッジズ(ニックス)

ニックスに攻守両面で貢献する鉄人だ。キャリア初期ほど優れた守備ではなくなったが、ディフェンス面で平均を上回ることは変わらない。そして勝負の行方が分からない時にビッグプレイを決める才覚を持つ。

3Pシューターとしてもまずまずだ。昨季はフォームの変更で成功率が落ちたが、リーグ屈指のミッドレンジシューターであることは変わらない。スクリーンを使ってそういったショットを放つ彼は、ニックスにとって強力な武器となっている。フィニッシャーとしても優秀だ。ただ、もっとリムにアタックすべきだろう。

ニックスは指揮官が代わった。今季のブリッジズは役割が新しくなるかもしれない。昨季は攻撃面で彼の本領が発揮されたわけではなく、このリストで順位をもっと上げられる可能性はある。

7. ザック・ラビーン(キングス)

素晴らしい状況下でプレイすることができなかったかもしれない純粋なスコアラーだ。プレイメークが平均的で、どの試合でもやり直したくなるようなショットやターンオーバーがあり、トップクラスには及ばない。だが、スコアラーとしてはリーグ有数の才能の持ち主だ。

ダンクコンテスト優勝2回の素晴らしい身体能力でリムに向かい、3P成功率は通算39%。昨季は、じつは44.6%と自己最高を記録している。

8. オースティン・リーブス(レイカーズ)

ドラフト指名外からロサンゼルス・レイカーズの3番手の得点オプションとなった選手だ。リムへのアタックが素晴らしく、どの位置からでも得点でき、ファウルを誘うのがエリートクラスだ。非常に優れたパサーでもあり、もっと速いガードには守備でやられてしまうこともあるが、言われているほどにディフェンスは悪くない。

9. ダイソン・ダニエルズ(ホークス)

スポーティングニュースが選んだ年間最優秀守備選手だ。スティールとディフレクションで他を寄せつけず、リーグ屈指のディフェンダーとなっている。

一方、攻撃面でも価値をもたらし、フローターが素晴らしい。サイズの割にとても優れたパサーでもある。アウトサイドからのショットは不安定。だが、ワイドオープンなら十分に決める。

10. ブランドン・イングラム(ラプターズ)

多くの得点をあげるが、効率が伴わない。通算成功率は36%。だが、3Pを多く放つように説得するのは難しい。それよりも堅実なミッドレンジから得点を狙うだろう。

また、イングラムは守備でチームに物足りなさを感じさせてきた。ディフェンスで大きなインパクトを残せていない。そのため、チームをけん引する優れた選手だが、突き抜けるのを難しくしている。

Coby White Chicago Bulls
(NBA Entertainment)

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11. コービー・ホワイト(ブルズ)

12. ルーゲンツ・ドート(サンダー)

13. CJ・マカーラム(ウィザーズ)

14. ハーバート・ジョーンズ(ペリカンズ)

15. クリスチャン・ブラウン(ナゲッツ)

16. ブランドン・ミラー(ホーネッツ)

17. アンファニー・サイモンズ(セルティックス)

18. ブランディン・ポジェムスキー(ウォリアーズ)

19. ジェイレン・グリーン(サンズ)

20. ブラッドリー・ビール(クリッパーズ)

Stephon Castle

21. ステフォン・キャッスル(スパーズ)

22. ジェイデン・アイビー(ピストンズ)

23. クレイ・トンプソン(マーベリックス)

24. クエンティン・グライムズ(76ers)

25. キャム・トーマス(ネッツ)

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(NBA Getty Images)

26. シェイドン・シャープ(ブレイザーズ)

27. ベネディクト・マサリン(ペイサーズ)

28. ギャリー・トレントJr.(バックス)

29. ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ(グリズリーズ)

30. キヤンテ・ジョージ(ジャズ)

原文:Best NBA shooting guards for 2025-26: Ranking all 30 starters from Anthony Edwards to Austin Reaves(抄訳)
翻訳:坂東実藍

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Stephen Noh

Stephen Noh started writing about the NBA as one of the first members of The Athletic in 2016. He covered the Chicago Bulls, both through big outlets and independent newsletters, for six years before joining The Sporting News in 2022. Stephen is also an avid poker player and wrote for PokerNews while covering the World Series of Poker from 2006-2008.

坂東実藍 Miran Bando

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。