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ヤンキースのジャズ・チザムJr.がインタビューを受けながらのプレーで悪送球という奇妙な場面に遭遇

Dan Treacy

石山修二 Shuji Ishiyama

ヤンキースのジャズ・チザムJr.がインタビューを受けながらのプレーで悪送球という奇妙な場面に遭遇 image

米ケーブル局『ESPN』が放送する「サンデーナイトベースボール」は毎週、様々な選手のプレー中のインタビューをオンエアし、MLB ファンに試合の臨場感を伝えている。しかし、ヤンキースのジャズ・チザムJr.は、レッドソックスとの試合で不運な場面に遭遇し、しばらくマイクとは距離を置くことになるかもしれない。

レッドソックスのルーキー、ハンター・ドビンズが「ヤンキースでプレーするくらいなら引退する」と発言したことについて質問を受けたチザムが答えようとした瞬間、セダン・ラファエラがサードゴロを放ち、チザムは1塁へ悪送球、ラファエラは2塁に到達した。

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チザムはこのプレーの後もインタビューを続け、ヤンキースはこのイニングを無失点で切り抜けた。しかし、一部の選手たちはこのミスを試合中のインタビューが原因だと考えるかもしれない。

(『スピンスロー..ヒットとエラーだね」😅 ジャズ・チザムJr.がマイクをつけながらプレー🎤)

チザムは苛立ちを表に出さないよう努めつつ、自分のミスを認めた。実況のカール・ラベッチ氏がこのプレーはラファエラのヒットと判定されたと告げると、チザムはそれを「ヒットとエラー」と表現した。確かに、ラファエラの打球はヒットと判定されたが、ラファエラの二塁への進塁にはチザムのエラーが記録された。

ヤンキースのアーロン・ブーン監督は、チザムが何事もなくプレーしただけでも喜んでいるかもしれない。チザムは1ヶ月間の故障者リストから復帰したばかりで、重度の筋損傷から回復したばかりの選手としてはアグレッシブなプレーだったが、チザムは何ら問題のない様子だった。

一部の選手は試合中のインタビューを避けている。 メッツのフアン・ソトは、5月のヤンキースとの『サブウェイシリーズ』の間に「サンデーナイトベースボール」でプレー中のインタビューをリクエストされたがキャンセルしていた。

チザムは喜んでインタビューに応じたものの、結果として多くの選手が恐れるような場面に遭遇することとなってしまった。

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原文:Yankees' Jazz Chisholm Jr. commits awkward throwing error during in-game interview with ESPN
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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Dan Treacy

Dan Treacy is a content producer for Sporting News, joining in 2022 after graduating from Boston University. He founded @allsportsnews on Instagram in 2012 and has written for Lineups and Yardbarker.

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。