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ドジャースのマックス・マンシーがメガネ着用で大スランプの窮地を脱出

Billy Heyen

石山修二 Shuji Ishiyama

ドジャースのマックス・マンシーがメガネ着用で大スランプの窮地を脱出 image

その声は、少なくともソーシャルメディア上のドジャースのファンの間では大きくなり始めていた。

彼らはマックス・マンシーの放出を求めていた。それも仕方ないかもしれない。シーズン開始から約1ヶ月が経過した時点でマンシーは打率.180、本塁打なしの状態だった。

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そしてマンシーはメガネをかけ始めた。米全国紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール氏によると、28試合を終えて上記の成績だったところからマンシーはメガネをかけ始めたと報じている。

そこからのマンシーは打率.268、本塁打9本、打点31、OPS.991の成績を記録している。

2018年にドジャース昇格以来、打撃面で一貫して優れた成績を残してきた選手の驚異的な復活劇だった。

不振を極めた時期には34歳のマンシーがついに壁にぶつかったという声も聞かれた。だが実際には、ちょっとした視力矯正が必要だっただけなのかもしれない。

フィールド上でメガネをかけているメジャーリーグの選手は多くない。ただコンタクトレンズを使っている選手は大勢いる。

投球への反応する時間が極めて短い打者にとって、視力は非常に重要な要素だ。

少し視界をクリアにしたことで、マンシーの成績にはくっきりと改善の兆しが見え始めている。

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原文:Dodgers' Max Muncy's stats with glasses have saved his career
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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Billy Heyen

Billy Heyen is a freelance writer with The Sporting News. He is a 2019 graduate of Syracuse University who has written about many sports and fantasy sports for The Sporting News. Sports reporting work has also appeared in a number of newspapers, including the Sandusky Register and Rochester Democrat & Chronicle

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。