その声は、少なくともソーシャルメディア上のドジャースのファンの間では大きくなり始めていた。
彼らはマックス・マンシーの放出を求めていた。それも仕方ないかもしれない。シーズン開始から約1ヶ月が経過した時点でマンシーは打率.180、本塁打なしの状態だった。
そしてマンシーはメガネをかけ始めた。米全国紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール氏によると、28試合を終えて上記の成績だったところからマンシーはメガネをかけ始めたと報じている。
そこからのマンシーは打率.268、本塁打9本、打点31、OPS.991の成績を記録している。
2018年にドジャース昇格以来、打撃面で一貫して優れた成績を残してきた選手の驚異的な復活劇だった。
不振を極めた時期には34歳のマンシーがついに壁にぶつかったという声も聞かれた。だが実際には、ちょっとした視力矯正が必要だっただけなのかもしれない。
フィールド上でメガネをかけているメジャーリーグの選手は多くない。ただコンタクトレンズを使っている選手は大勢いる。
投球への反応する時間が極めて短い打者にとって、視力は非常に重要な要素だ。
少し視界をクリアにしたことで、マンシーの成績にはくっきりと改善の兆しが見え始めている。
原文:Dodgers' Max Muncy's stats with glasses have saved his career
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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