これまでワシントン・ナショナルズの歴史上、最も注目されたバッターはブライス・ハーパーとフアン・ソトだった。
数字だけを見るならば、ジェームズ・ウッドはその2人のレジェンドと肩を並べる存在となった。
現地23日(月)、ウッドはサンディエゴでライトのポール際に今季22号ホームランを放った。
James Wood crushes this one down the line! pic.twitter.com/QvWAsPJlu3
— MLB (@MLB) June 24, 2025
重要なのはこのホームランがウッドにとってキャリア通算31本目になったということだ。
『MLB.com』によると、これまで 158 試合に出場したウッドは、エクスポズ/ナショナルズの歴史でキャリアスタートから162 試合の間に打ったホームランの数で、ハーパー、ソトと並んだ。
ウッドは単なるホームラン打者の枠も超えつつある。今季は二塁打19本をマークし、46四球を選び、打率.284、OPS.948を記録している。また、盗塁も9つ記録している。
ハーパーとソトは一時期、世界最高のスラッガーの一角と評価された選手たちだ。ウッドは今、その領域に近づきつつある。
弱冠22歳、ウッドのキャリアはまだ始まったばかりだ。成長の余地はたくさんある。
もしウッドが次の4試合のうちにホームランを打てば、ハーパーとソトに並んだこの記録を更新する可能性を秘めている。もし達成すれば、歴史に残るキャリアの始まりとなるだろう。
原文:Nationals’ James Wood ties Bryce Harper, Juan Soto for 1st place in historic home run record
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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