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フィリーズのブライス・ハーパーが復帰時期についてコメント

石山修二 Shuji Ishiyama

Peter Chawaga

フィリーズのブライス・ハーパーが復帰時期についてコメント image

フィラデルフィア・フィリーズは、現地22日(日)の試合でニューヨーク・メッツを相手に勝利してこのシリーズを勝ち越し、ナショナル・リーグ東地区の首位に立った。

チームにとって朗報なのは、主砲ブライス・ハーパーが昨年から悩まされていた手首の故障の再発により故障者リスト入りして以降も、直近15試合で10勝を挙げていることだろう。とはいえ、チームとすれば一日も早いハーパーの復帰を切望していることは間違いない。

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ただ残念ながら、ハーパーの復帰時期はいまだ不明のままだ

「ブライス・ハーパーは回復の兆候を見せているが、彼とフィリーズは依然として多くの疑問を抱えている。復帰時期や、今季再び再発した右手首の痛みの原因についてだ」と『MLB.com』のポール・カセラ氏は報じている。

「要はどう痛みと向き合っていくかになるが、いつ痛みが軽減してハーパーが毎日バットを振れるようになるかは予測できない」

それでもハーパー自身は日曜日のメッツ戦で復帰時期について前向きな見通しを語った

「ブライス・ハーパーは『ESPN』の放送で、今日は45スイング、昨日も45スイングを行ったと語った」とNBCのジョン・クラーク氏が報じた。

「彼は10日以内に復帰できれば素晴らしいとコメントしたが、まだ(復帰の)プロセスははじまったばかりだとも言っている」

もし10日間の見通しが実現すれば、オールスターブレイク前にハーパーが打順に戻れることになり、フィリーズにとってはこの上ないプラスとなるだろう。しかし、それは楽観的な考えに過ぎないかもしれない。

チームはハーパーの復帰には慎重になるはずだ。そして仮に戦列に戻った際としても、ハーパーは痛みと向き合いながらプレーすることになりそうだ。

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原文:Phillies Bryce Harper projects return after injury setback
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Peter Chawaga

Peter Chawaga is a veteran journalist covering Major League Baseball for The Sporting News. His MLB reporting has included feature interviews with commissioner Rob Manfred and Hall of Fame slugger David Ortiz, salary analysis, player rankings and more. He has covered baseball for Forbes, Yardbarker, Pitcher List, Athlon and other outlets.

With over ten years of newsroom experience, he has previously covered finance, technology, arts, and culture for newspapers, magazines, and websites nationwide. He graduated from Wake Forest University with a degree in English and journalism.