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メッツのファン・ソトがキャリア初のパフォーマンスを見せて復調の兆し

Billy Heyen

石山修二 Shuji Ishiyama

メッツのファン・ソトがキャリア初のパフォーマンスを見せて復調の兆し image

フアン・ソトのメッツでのキャリアは完璧なスタートを切ったとは言えない。しかし現地8日(日)、彼はニューヨークで自身初となるポジティブな成果を挙げた。

この日のソトは、3打数3安打に加えて3四球で出塁率10割をマークした。ポッドキャスト番組『SNY』によると、ソトが1試合で6度出塁したのは彼のキャリア初となる。

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また、ソトにとってはこの3日間で2度目の1試合3安打となり、ようやく復調の兆しが見えてきた。打率はまだ.244なものの、ソトの代名詞とも言える出塁率は.384まで上昇している。

3安打はすべてシングルヒットだったが、全てが得点につながった。またこの日のパフォーマンスにより、ソトの今季のOPSは.820まで上昇してきた。ホームランは11本、盗塁は7つでも一度も失敗していない。

ソトはこの先、15年近くにわたってメッツでプレーする。メッツとしてみれば、今後10年から15年と続いていくソトのメッツでのキャリアがようやく幕を上げたと言うところだろうか。

いつかは復調するだろうと期待されていたソトにとっても、キャリア初の1試合6度の出塁はその始まりとして申し分ない。

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原文:Mets' Juan Soto made history today he had never done in his career
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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Billy Heyen

Billy Heyen is a freelance writer with The Sporting News. He is a 2019 graduate of Syracuse University who has written about many sports and fantasy sports for The Sporting News. Sports reporting work has also appeared in a number of newspapers, including the Sandusky Register and Rochester Democrat & Chronicle

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。