フアン・ソトのメッツでのキャリアは完璧なスタートを切ったとは言えない。しかし現地8日(日)、彼はニューヨークで自身初となるポジティブな成果を挙げた。
この日のソトは、3打数3安打に加えて3四球で出塁率10割をマークした。ポッドキャスト番組『SNY』によると、ソトが1試合で6度出塁したのは彼のキャリア初となる。
また、ソトにとってはこの3日間で2度目の1試合3安打となり、ようやく復調の兆しが見えてきた。打率はまだ.244なものの、ソトの代名詞とも言える出塁率は.384まで上昇している。
3安打はすべてシングルヒットだったが、全てが得点につながった。またこの日のパフォーマンスにより、ソトの今季のOPSは.820まで上昇してきた。ホームランは11本、盗塁は7つでも一度も失敗していない。
ソトはこの先、15年近くにわたってメッツでプレーする。メッツとしてみれば、今後10年から15年と続いていくソトのメッツでのキャリアがようやく幕を上げたと言うところだろうか。
いつかは復調するだろうと期待されていたソトにとっても、キャリア初の1試合6度の出塁はその始まりとして申し分ない。
原文:Mets' Juan Soto made history today he had never done in his career
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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