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マリナーズのキャル・ラリーが今季33号ホームランで捕手としてMLB史上初の快挙を達成

Billy Heyen

石山修二 Shuji Ishiyama

マリナーズのキャル・ラリーが今季33号ホームランで捕手としてMLB史上初の快挙を達成 image

キャル・ラリーがまたしてもホームランを打った。

もはや、驚くものはいないだろう。

そしてこのホームランで、今シーズン何度も繰り返されてきたように、シアトル・マリナーズのキャッチャーは新たな歴史を記録した。

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今回のリストは、メジャーリーグ(MLB)史上、どのキャッチャーも名を連ねたことのないものだ。

ラリーは、シーズン84試合目までに33本以上のホームランを打ったMLB史上6人目の選手となった。

過去に達成した5人は、ベーブ・ルース(2度達成、ヤンキースほか)、ジミー・フォックス(レッドソックスほか)、ロジャー・マリス(ヤンキースほか)、レジー・ジャクソン(ヤンキースほか)、ケン・グリフィーJr.(2度達成、マリナーズほか)となっている。

文字通り、ラリーは殿堂入りレベルの選手たちの仲間入りを果たした。

直近のホームランは右打席で打ったもので、これでラリーは右打席で12本、左打席で21本の合計33本となった。

まだオールスターブレイク前にも関わらず、ラリーはすでに昨シーズンに記録したキャリアハイの34本まであと1本に迫っている。

『ビッグ・ダンパー』のホームラン量産ペースは先週やや鈍化したものの、まだ多くの試合が残っており、今後さらにホームランを積み重ね、歴史にその名を刻むチャンスはあるだろう。

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原文:Mariners’ Cal Raleigh is first catcher in MLB history to achieve this incredible home run history
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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Billy Heyen

Billy Heyen is a freelance writer with The Sporting News. He is a 2019 graduate of Syracuse University who has written about many sports and fantasy sports for The Sporting News. Sports reporting work has also appeared in a number of newspapers, including the Sandusky Register and Rochester Democrat & Chronicle

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。