キャル・ラリーがまたしてもホームランを打った。
もはや、驚くものはいないだろう。
そしてこのホームランで、今シーズン何度も繰り返されてきたように、シアトル・マリナーズのキャッチャーは新たな歴史を記録した。
今回のリストは、メジャーリーグ(MLB)史上、どのキャッチャーも名を連ねたことのないものだ。
ラリーは、シーズン84試合目までに33本以上のホームランを打ったMLB史上6人目の選手となった。
BIG DUMPER BLAST!
— MLB (@MLB) July 1, 2025
That's No. 33 for Cal Raleigh 💪 pic.twitter.com/ijb4ChCh2v
過去に達成した5人は、ベーブ・ルース(2度達成、ヤンキースほか)、ジミー・フォックス(レッドソックスほか)、ロジャー・マリス(ヤンキースほか)、レジー・ジャクソン(ヤンキースほか)、ケン・グリフィーJr.(2度達成、マリナーズほか)となっている。
文字通り、ラリーは殿堂入りレベルの選手たちの仲間入りを果たした。
直近のホームランは右打席で打ったもので、これでラリーは右打席で12本、左打席で21本の合計33本となった。
まだオールスターブレイク前にも関わらず、ラリーはすでに昨シーズンに記録したキャリアハイの34本まであと1本に迫っている。
『ビッグ・ダンパー』のホームラン量産ペースは先週やや鈍化したものの、まだ多くの試合が残っており、今後さらにホームランを積み重ね、歴史にその名を刻むチャンスはあるだろう。
原文:Mariners’ Cal Raleigh is first catcher in MLB history to achieve this incredible home run history
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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