アーロン・ジャッジの活躍は止まらない。
現地29日(日)に2本のホームランを放ち、ジャッジは今季のホームラン数を30本に伸ばした。
The Captain CRUSHES 💥
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Aaron Judge blasts home run No. 29 in the Bronx! pic.twitter.com/SYBw0eGyf4
HOME RUN NO. 30 FOR AARON JUDGE 😤 pic.twitter.com/SO8JuFOanQ
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ニューヨーク・ヤンキースのスラッガーは今季、次々とフランチャイズのレジェンドたちに肩を並べる記録を達成し続けているが、今回はキャリア通算44回目となる複数ホームランの試合を記録し、ルー・ゲーリッグと並んでいた記録を更新した。
『NY Yankees Stats』によれば、ジャッジは現在ベーブ・ルース(68試合)、ミッキー・マントル(46試合)に次いでヤンキース史上3位につけている。
今のペースでいけば、今シーズン中にマントルの記録も追い抜く可能性も十分にある。
ルースの記録を更新するのはなかなか難しいだろうが、ジャッジの可能性を否定するのは難しい。彼はどんな投手のどんな球であっても、どの球場のどの方向にもホームランにすることができる。
ジャッジのような選手はかつて存在しなかった。身長200cm、128キロの体躯を持ちながら彼のようなバットスキルを持っていた選手はこれまで存在しなかった。
それこそが、打つことが難しくなった現代野球において、ジャッジがこれほどまでに超越した打者となった理由だ。とにかくジャッジは別物だ。
ジャッジがゲーリッグやマントル、ルースといった選手たちとヤンキースの歴史に名を連ねている事実が、彼の選手としての違いを物語っている。野球界の歴史全体を見ても、この3人の名前と並ぶほど印象的な活躍はないだろう。
原文:Yankees' Aaron Judge breaks Lou Gehrig record to climb up some more franchise history
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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