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ヤンキースのアーロン・ジャッジがルー・ゲーリッグを抜きヤンキース史上3位の記録を樹立

Billy Heyen

石山修二 Shuji Ishiyama

ヤンキースのアーロン・ジャッジがルー・ゲーリッグを抜きヤンキース史上3位の記録を樹立 image

アーロン・ジャッジの活躍は止まらない。

現地29日(日)に2本のホームランを放ち、ジャッジは今季のホームラン数を30本に伸ばした。

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ニューヨーク・ヤンキースのスラッガーは今季、次々とフランチャイズのレジェンドたちに肩を並べる記録を達成し続けているが、今回はキャリア通算44回目となる複数ホームランの試合を記録し、ルー・ゲーリッグと並んでいた記録を更新した。

『NY Yankees Stats』によれば、ジャッジは現在ベーブ・ルース(68試合)、ミッキー・マントル(46試合)に次いでヤンキース史上3位につけている。

今のペースでいけば、今シーズン中にマントルの記録も追い抜く可能性も十分にある。

ルースの記録を更新するのはなかなか難しいだろうが、ジャッジの可能性を否定するのは難しい。彼はどんな投手のどんな球であっても、どの球場のどの方向にもホームランにすることができる。

ジャッジのような選手はかつて存在しなかった。身長200cm、128キロの体躯を持ちながら彼のようなバットスキルを持っていた選手はこれまで存在しなかった。

それこそが、打つことが難しくなった現代野球において、ジャッジがこれほどまでに超越した打者となった理由だ。とにかくジャッジは別物だ。

ジャッジがゲーリッグやマントル、ルースといった選手たちとヤンキースの歴史に名を連ねている事実が、彼の選手としての違いを物語っている。野球界の歴史全体を見ても、この3人の名前と並ぶほど印象的な活躍はないだろう。

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原文:Yankees' Aaron Judge breaks Lou Gehrig record to climb up some more franchise history
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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Billy Heyen

Billy Heyen is a freelance writer with The Sporting News. He is a 2019 graduate of Syracuse University who has written about many sports and fantasy sports for The Sporting News. Sports reporting work has also appeared in a number of newspapers, including the Sandusky Register and Rochester Democrat & Chronicle

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。