バリー・ボンズの2004年シーズンは、史上最もクレイジーな打撃成績を収めたシーズンだったかもしれない。サンフランシスコ・ジャイアンツの伝説的スラッガーは、打率.362、出塁率.620を記録し、故意四球は120回を数えた。
現地29日(日)、ナショナルズの新鋭ジェームズ・ウッドは、そのシーズンにボンズが達成して以来の記録を成し遂げた。
James Wood had an interesting day at the plate 😅 pic.twitter.com/5G6vcerseH
— MLB (@MLB) June 29, 2025
日曜日のアナハイムでのエンゼルス戦、ウッドの最終4打席の成績は以下の通りだ。
- 第2打席:申告敬遠
- 第3打席:申告敬遠
- 第4打席:申告敬遠
- 第5打席:申告敬遠
ウッドは第一打席、レフトにシングルヒットを放っている。
同一試合で4度故意四球を受けた選手の一覧は、非常に興味深いものだ。
最も最近の例は、2004年のボンズだ。それ以前には、アンドレ・ドーソン(エクスポズほか)、マニー・ラミレス(レッドソックスほか)、ギャリー・テンプルトン(カージナルスほか)、ロジャー・マリス(ヤンキースほか)といった面々が名を連ねる。
この記録達成の時点では、ウッドはまだ知名度ではこのリストの最下位となることは間違いない。
しかし、身長 200 cm の左のスラッガーはメジャーリーグ屈指の最も才能のある打者の 1 人だ。彼はまもなくその名声を確立するだろう。
ボンズ以来となるような成績を継続して残し続ければ、その知名度は一気に高まるはずだ。
原文:Nationals' James Wood makes MLB history not achieved since Barry Bonds in 2004
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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