本サイトに掲載されているリンクから商品の購入やサービスの契約をされた場合、本サイトが収益を得ることがあります。

ナショナルズのジェームズ・ウッドが2004年のバリー・ボンズ以来の快挙を達成

Billy Heyen

石山修二 Shuji Ishiyama

ナショナルズのジェームズ・ウッドが2004年のバリー・ボンズ以来の快挙を達成 image

バリー・ボンズの2004年シーズンは、史上最もクレイジーな打撃成績を収めたシーズンだったかもしれない。サンフランシスコ・ジャイアンツの伝説的スラッガーは、打率.362、出塁率.620を記録し、故意四球は120回を数えた。

現地29日(日)、ナショナルズの新鋭ジェームズ・ウッドは、そのシーズンにボンズが達成して以来の記録を成し遂げた。

▶MLBグッズをAmazonでチェック!

日曜日のアナハイムでのエンゼルス戦、ウッドの最終4打席の成績は以下の通りだ。

  • 第2打席:申告敬遠
  • 第3打席:申告敬遠
  • 第4打席:申告敬遠
  • 第5打席:申告敬遠

ウッドは第一打席、レフトにシングルヒットを放っている。

同一試合で4度故意四球を受けた選手の一覧は、非常に興味深いものだ。

最も最近の例は、2004年のボンズだ。それ以前には、アンドレ・ドーソン(エクスポズほか)、マニー・ラミレス(レッドソックスほか)、ギャリー・テンプルトン(カージナルスほか)、ロジャー・マリス(ヤンキースほか)といった面々が名を連ねる。

この記録達成の時点では、ウッドはまだ知名度ではこのリストの最下位となることは間違いない。

しかし、身長 200 cm の左のスラッガーはメジャーリーグ屈指の最も才能のある打者の 1 人だ。彼はまもなくその名声を確立するだろう。

ボンズ以来となるような成績を継続して残し続ければ、その知名度は一気に高まるはずだ。

▶土曜の朝はApple TV+でMLB中継! まずは7日間無料トライアル

原文:Nationals' James Wood makes MLB history not achieved since Barry Bonds in 2004
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


MLB関連記事

Billy Heyen

Billy Heyen is a freelance writer with The Sporting News. He is a 2019 graduate of Syracuse University who has written about many sports and fantasy sports for The Sporting News. Sports reporting work has also appeared in a number of newspapers, including the Sandusky Register and Rochester Democrat & Chronicle

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。