ニューヨーク・ヤンキースの歴史を彩る偉大な記録の中では、あちらこちらにジョー・ディマジオの名前を見つけることができる。
アーロン・ジャッジはこの夜、その一つであるヤンキース在籍時の通算本塁打ランキングにおいてチーム史上最高の選手の一人とついに肩を並べた。
Legendary Company for The Captain 👏#RepBX pic.twitter.com/pwZk5G9o9i
— New York Yankees (@Yankees) September 12, 2025
(キャプテンがレジェンドたちに肩を並べる👏)
ディマジオの引退時の通算ホームラン数は361本だった。
今週初めにヨギ・ベラの記録(358本)を抜き去ったジャッジは現地11日(木)のナイトゲームで2本の本塁打を放ち、通算361本目とした。これにより、ジャッジはディマジオに並ぶヤンキース史上歴代4位タイとなった。
Captain Crush 🫡#AllRise pic.twitter.com/uWdPzJxZM5
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(キャプテンの一撃🫡)
Judge matches Joe DiMaggio with his 361st Career Homer 👨⚖️#AllRise pic.twitter.com/8GYJRD2BCc
— New York Yankees (@Yankees) September 12, 2025
(ジャッジがジョー・ディマジオに並ぶ通算361号を放つ 👨⚖️)
通算本塁打記録のトップに立っているのはベーブ・ルースだ。彼はそのキャリアで打った714本のホームランのうち659本をヤンキースで記録している。
ルースに続くのがミッキー・マントルの536本、そしてルー・ゲーリッグが3位で493本を打っている。病気さえなければゲーリッグはもっと打っていただろう。
ジャッジがゲーリッグに追いつくには時間がかかるだろうが、その可能性は充分にある。
背番号99の右翼手は、野球の歴史において史上最高の右打者となりうる選手だ。
MLBデビューが少し遅かった現在33歳のジャッジにとって、ベーブ・ルースに追いつくことは難しいかもしれない。
それでも現役としてプレイする限り、ジャッジはホームランを打ち続けるだろう。
まもなく彼はディマジオを抜いて単独4位に立つ。ジャッジは今、野球がスポーツの王様だった時代のレジェンドたちの中にその名を連ねている。
今この瞬間はジャッジこそがキングだと言っていい。
原文:Where have you gone, Joe DiMaggio? Yankees' Aaron Judge catches up to legend on record list
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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