ジャイアンツでは歴史上、ニューヨーク時代からサンフランシスコ時代に至るまで素晴らしいホームラン打者が数多くプレーしてきた。
メル・オット、ウィリー・メイズ、ウィリー・マッコビー、バリー・ボンズ...とそのリストは延々と続く。だが、その中の誰一人として、この週末にケイシー・シュミットが成し遂げたことを達成した選手はいない。
シュミットは現地13日(金)の夜、満塁ホームランを放った。
そして14日(土)、シュミットは再び満塁ホームランを記録した。
MLBのサラ・ラングス氏によると、ジャイアンツのチーム史上で同じ選手が2試合連続で満塁ホームランを放ったのは今回が初めてだった。
同一選手による場合でないケースを含めても、ジャイアンツのチーム史上で2試合連続の満塁ホームランは5度目の快挙だった。
This is the 5th time in Giants history they’ve hit a grand slam in consecutive games:
— Sarah Langs (@SlangsOnSports) June 15, 2025
6/13-14/25 Casey Schmitt x2
8/27-28/15 Kelby Tomlinson, Marlon Byrd
6/11-12/03 Pedro Feliz, Rich Aurilia
7/24-25/98 Jeff Kent, J.T. Snow
4/18-19/41 Mel Ott, Harry Danning
h/t @EliasSports
(ジャイアンツの歴史上、2試合連続満塁ホームランを記録したのは5度目
- 2025年6月13日〜14日:ケイシー・シュミットx2
- 2015年8月27日〜28日:ケルビー・トムリンソン、マーロン・バード
- 2003年6月11日〜12日:ペドロ・フェリス、リッチ・オーリリア
- 1998年7月24日〜25日:ジェフ・ケント、JTスノー
- 1941年4月18日〜19日:メル・オット、ハリー・ダニング)
これを成し遂げたのがシュミットだと言うのはまた驚くべきことだ。何しろ、この金曜日までシュミットがメジャーリーグで打ったホームランはキャリア通算で14本しかなかったからだ。
26歳のケイシーは堅実な内野手として評価を受けているが、レギュラー定着はできていない。だが、今回の2試合連続満塁アーチが彼の評価を高めることは間違いない。
今後彼のキャリアで何が起ころうと、この魔法のような数日間はシュミットにとってMLBキャリアの頂点の一つとして永遠に記憶に残ることだろう。
原文:Giants' Casey Schmitt becomes 1st player in franchise history with amazing grand slam feat
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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