シカゴ・カブスが今永昇太のケガに関する最新情報を発表した。
幸いにも、良いニュースである。
今永はアリゾナで行われたリハビリ登板で4回無失点をマーク。四球を出すことなく4奪三振を記録した。
投手コーチのトミー・ホットビーによると、チームは今永に対して3回、53〜55球を目安にしていたという。
しかし、今永はあまりにも効率的に投げたため、4回を投げ終えたあとにブルペンでさらに15〜20球を追加で投げることとなった。
ホットビーは「すべて順調に進んでいる。今は彼の投球フォームや変化球の形を微調整できる段階に入っている。そういう調整ができるということは、下半身の状態が良好であることの証拠だ」と語った。
31歳の今永は、現地時間5月4日のミルウォーキー・ブルワーズ戦で左ハムストリングを痛めるまでは順調なスタートを切っていた。今季ここまで8先発で3勝2敗、防御率2.82、WHIP1.10と好成績を残している。
昨シーズン、今永は29先発で15勝3敗、防御率2.91、WHIP 1.02と、素晴らしいルーキーシーズンを送った。
奪三振/与四球比率6.2はMLBトップで、174奪三振に対し、与四球はわずか28だった。
今永の離脱は、特にジャスティン・スティールの今季絶望が重なったことで、カブスにとって大きな痛手となっている。
今永が離脱して以降、カブスの先発ローテーションは防御率4.41と苦戦している。彼がケガをする前のローテーションの防御率は3.44でMLB全体5位だった。
現在、カブスは43勝28敗で、ナショナルリーグ中地区の首位。2位ブルワーズに5ゲーム差をつけている。
原文:Cubs provide an update on Shota Imanaga's rehab from hamstring strain
抄訳:佐藤瑞紀(スポーティングニュース日本版)
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