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MLB(メジャーリーグ)の中継はAmazonプライムビデオで視聴可能?メリットやデメリットも紹介!

及川卓磨 Takuma Oikawa

井熊知也 Tomoya Ikuma

MLB(メジャーリーグ)の中継はAmazonプライムビデオで視聴可能?メリットやデメリットも紹介! image

北米プロ野球メジャーリーグ・ベースボール(MLB)の2025年シーズンは、Amazonプライムビデオ で視聴できるのか? 本記事では、プライムビデオでの視聴可否のほか、SPOTV NOWMLB.TV を通じたその他の視聴方法、料金、メリット・デメリット、他サービスとの違いをわかりやすく解説する。

■AmazonでMLBの試合は視聴可能?

結論、MLBの2025年シーズンの試合は、『Amazonプライムビデオ』で視聴することが可能だ。

すでにAmazonプライム会員であれば、追加料金なしで『SPOTV NOW』が提供する一部の試合をライブで楽しむことができる。Amazonプライムに未加入の方は、以下 の手順で簡単に登録できる。

さらに、Amazonプライムビデオの追加オプションとして『MLB.TV』を契約・購入すれば、オープン戦を含むMLB全試合をライブ配信で視聴することが可能となる。AmazonプライムビデオのMLB.TVは、プライム会員費月額600円+MLB.TV月額4220円で合計月額4820円となる。プライム会員に30日間の、MLB.TVに7日間の無料トライアル期間が付いているため、その期間内に解約すれば無料だ。

なお、Amazonを経由せずにMLB.TVの公式サイトから直接登録した場合は、月額29.99米ドル(1ドル150円換算で約4500円)が必要となる。

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▼Amazonプライムビデオに登録する方法

  1. こちらから Amazonプライムビデオにアクセス
  2. ページ右上にある「プライムに登録」ボタンを選択
  3. Amazonアカウントにログイン、または新規アカウントを作成
  4. 支払い情報と請求先住所を入力し、登録を完了

▼プライムビデオでMLBを視聴するのにかかる料金

プライムビデオでMLBの試合を視聴する際にかかる料金は、前述のとおり大きく分けて2つのパターンがある。それぞれの視聴方法によって費用や特徴が異なるため、自分に合ったスタイルを選ぶことが大切だ。

プライムビデオ(SPOTV NOW)

  • 月額料金:Amazonプライム会員費(600円)
  • 配信内容:レギュラーシーズン(毎日最大8試)/ポストシーズン(全試合)/ワールドシーズン(全試合)
  • 特徴:SPOTV NOWからの映像提供で日本語実況・解説あり。プライム会員料金のみで追加費用なしで気軽に楽しめる。

プライムビデオのMLB.TV

  • 月額料金:Amazonプライム会員費(600円)+MLB.TV料金(4220円)=合計4820円
  • 配信内容:全試合
  • 特徴:MLB全試合を余すところなく視聴可能。コアファン向け。日本語実況なし・英語実況のみ(プライムビデオでの配信試合は日本語実況あり)

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■他サービスとの比較

MLBの2025年シーズンは、Amazonの プライムビデオMLB.TV 以外にも『ABEMA』や『SPOTV NOW』、本国の『MLB.TV』、『NHK.BS』、『J SPORTS』、『スカパー!』、『J:COM』、『Apple TV+』などで視聴可能だ。サービスごとの比較表は以下のとおり。

配信媒体

料金(税込)

無料トライアル期間

ABEMA

■ベーシック
月額:0円
■広告つきABEMAプレミアム
月額:580円
■ABEMAプレミアム
月額:1,080円

なし

SPOTV NOW

■ベーシック月額プラン
2,000円
■ベーシック年額プラン
15,000円(実質1,250円/月)
■プレミアム月額プラン
3,000円
■プレミアム年額プラン
22,500円(実質1,875円/月)

なし

MLB.TV(本国版)

■All Teamsプラン
月額プラン:約4,500円
年額プラン:約22,000円(実質1,833円/月)
■Single Teamプラン
月額プラン:なし
年額プラン:約20,000円(実質1,666円/月)

なし
Amazonプライムビデオ経由のMLB.TV であれば7日間無料あり。
プライム会員費(月額600円)MLB.TV料金(月額4220円)
=合計月額4820円

NHK BS1/NHK地上波

■地上契約
月額:1,100円
■衛生契約
月額:1,950円
■特別契約
860円

なし

J SPORT(スカパー!)

■月額:2,980円
※スカパー!の基本料として月額429円(税込) が別途必要

14日間

J SPORT(J:COM)

■4,950円~
※J:COMは地域や契約内容で料金が変動

なし

Apple TV+(日本)

■900円

7日間

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▼ABEMA

ABEMA』は、2025年シーズンのMLB公式戦を5年連続で生中継。ドジャース戦をはじめ、カブス、パドレス、レッドソックス、オリオールズ、エンゼルス、タイガース、メッツなど、注目チームの試合を中心に、厳選された485試合が配信される。試合終了後には、名場面をまとめた「試合ハイライト映像」が毎日無料で視聴可能。また、プレミアム会員であれば、リアルタイムで見逃した試合もフルマッチで視聴でき、試合終了後から1週間、いつでも何度でも楽しめる仕様となっている。

▼SPOTV NOW

SPOTV NOW』は、大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希が所属するドジャース戦を、全試合日本語実況・解説付きで配信。ダルビッシュ有、松井裕樹が所属するパドレス戦や、鈴木誠也、今永昇太が所属するカブス戦も、全試合ライブ配信の対象となっている。レギュラーシーズンでは、日本人選手が出場する試合を中心に、MLBの試合を毎日最大8試合まで配信。ポストシーズンは、全試合をライブで視聴できる。また、ライブ配信だけでなく、試合終了後の見逃し配信にも対応しているため、リアルタイムで視聴できなかった試合もあとから楽しめる。さらに、基本の料金プランは「ベーシック」(月額2000円)と「プレミアム」(月額3000円)の2種類があり、現在は期間限定で年間プランの割引キャンペーンも実施されている。

▼MLB.TV(本国版)

国内外どこからでも利用できるMLB公式の配信サービスである『MLB.TV』。ドジャースやエンゼルス、パドレスを含む全チームの試合をライブで視聴でき、MLBファンには欠かせない存在だ。基本は有料だが、ほぼ毎日1試合が無料で配信されており、気軽にチェックしたい人にも適している。しかし、サービスは英語のみ対応しており、料金の支払いもドル建てだ。実況や解説も英語のみのため、日本語での視聴を希望する人にとっては使いづらい部分もある。英語が苦手な人や海外サービスの利用に不安がある場合は、日本語に対応している AmazonプライムビデオのMLB.TV がおすすめ。

▼NHK BS1/NHK地上波

『NHK』は、BS1および地上波を通じて、MLBの中継を日本人選手が所属するチームを中心に行う。2025年シーズンは、大谷翔平が所属するドジャースの試合を軸に、年間およそ200試合の放送を予定。なお、放送スケジュールは直前に変更となる場合があるため、最新の情報をこまめに確認する必要がある。視聴にはNHKとの受信契約が必要で、インターネットによる同時配信や見逃し配信には一部制限がある点にも注意が必要だ。

▼J SPORTS│スカパー!、J:COMなど

『J SPORTS』は、日本人選手が所属するチームを中心に、MLBの試合を年間250試合以上放送している。とくに大谷翔平が出場する試合はすべて中継される予定であり、ファンにとっては見逃せない内容だ。視聴方法も複数あり、『スカパー!』や『J:COM』などを通じてJ SPORTSを利用できる。そして、J SPORTSは「J SPORTS 1」から「J SPORTS 4」までの4チャンネルで構成されており、試合ごとに放送チャンネルが異なる。そのため、すべての試合を視聴したい場合は、4チャンネルすべてが見られるプランに加入する必要がある。また、スカパー!経由で契約すれば、MLBの過去の名試合やベストゲームなども視聴可能だ。なお、「J SPORTSオンデマンド」ではMLBの配信は行われていないため、注意が必要である。

▼Apple TV+(アップル・ティーヴィープラス)

Apple TV+』では、2025年シーズンも『Friday Night Baseball(フライデーナイト・ベースボール)』として、MLBの試合をライブ配信している。配信は3月29日(日本時間)からスタートし、以降は毎週土曜日に2試合ずつ配信される予定だ。対象となる試合は、アメリカ国内の注目カードを中心に選ばれており、日本人選手が出場する可能性のある試合が含まれる場合もある。

■Amazonプライムビデオを利用するメリット・デメリット

▼プライムビデオでMLBを視聴するメリット

  • SPOTV NOW が提供するMLB試合が追加料金なしで視聴可能(プライム会員特典)
  • プライムビデオ経由で MLB.TV を追加購入可能(全試合視聴可)
  • 毎週末に配信される日本人選手中心の試合を簡単にチェックできる
  • Fire TV Stickやスマートテレビでも快適に視聴可能
  • 30日間の無料体験 があるため、気軽にお試しできる
  • プライム会員特典(配送料無料、ミュージック、フォトなど)を利用可能

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前述のとおり、2025年のMLBシーズンはさまざまなプラットフォームで視聴できるが、その中でAmazonプライムビデオを通じて視聴することにはどのようなメリットがあるのだろうか気になっている方も多いだろう。

結論として、プライムビデオを通じてMLBを視聴する最大のメリットは、『SPOTV NOW』が提供する一部のMLB試合を追加料金なしで楽しめる点にある。

また、プライムビデオから『MLB.TV』を追加購入することで、オープン戦を含むMLB全試合のライブ配信にも対応可能。全30球団、全162試合が対象となるため、コアなファンにとっては非常に魅力的な選択肢となる。

さらに、プライムビデオはFire TV Stickやスマートテレビ、スマートフォン、タブレットなど幅広いデバイスに対応しているため、場所を選ばずに視聴できる点も利便性が高い。加えて、30日間の無料体験 があるため、まずは気軽に試してみて、満足できれば継続するという選択肢も取れる。

このように、Amazonプライムはライト層からヘビーユーザーまで、それぞれのニーズに合わせたMLB観戦スタイルを実現できるサービスとなっている。

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▼AmazonプライムビデオでMLBを視聴するデメリット

配信試合数が限られている(SPOTV NOW)

  • プライムビデオで視聴できるMLB試合は、SPOTV NOWが提供する毎週末の一部試合(年間54試合)に限定されている。全試合を視聴したいファンには物足りない内容であり、ドジャース戦など注目カードであっても対象外になる可能性もあるだろう。

MLB.TVは別途追加購入が必要

  • プライムビデオ経由で『MLB.TV』に加入することで全試合のライブ配信が可能となるが、月額4220円の追加料金がかかる(プライム会員費を含めると合計4820円/月)。これは SPOTV NOW(ベーシックプラン月額2000円)のようなMLBを配信する他のサービスと比べて割高に感じるかもしれない。

MLB.TVは実況・解説が英語のみ

  • MLB.TV』は英語音声のみの配信で、日本語による実況・解説がない。そのため、英語が苦手な方や、わかりやすい解説を求める方には不向きな面がある。※SPOTV NOW提供のプライムビデオで視聴可能な試合は日本語実況・解説付き。

見逃し配信やハイライトの利便性がやや低い

  • ABEMA』や『SPOTV NOW』などのように、日本語での見逃し配信や試合ごとのハイライト機能が整っているわけではなく、あくまでフルゲームの配信が中心。手軽に名場面だけを振り返る用途では他のサービスに軍配が上がる。

SPOTV NOWとの内容重複に注意が必要

  • すでに『SPOTV NOW』本家のサービスを契約している場合、プライムビデオと配信内容が重複するため、二重課金になるリスクがある。

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■2025年MLBの主なシーズンの流れ(現地時間)

  • 3月18日(火):開幕戦(東京ドーム):ドジャース vs カブス
  • 3月27日(木):全30球団によるレギュラーシーズン本格開幕
  • 7月15日(火):MLBオールスターゲーム(アトランタ開催)
  • 9月28日(日):レギュラーシーズン最終戦
  • 10月4日(土):ディビジョンシリーズ(地区シリーズ) 開幕
  • 10月12日(日):アメリカンリーグ・チャンピオンシップシリーズ(ALCS) 開幕
  • 10月13日(月):ナショナルリーグ・チャンピオンシップシリーズ(NLCS) 開幕
  • 10月24日(金):ワールドシリーズ開幕
  • 11月1日(土):ワールドシリーズ終了

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    Chief Editor - Japan

    News Correspondent

    Contributing Writer