MLBのトレードデッドラインを間近に控え、エウヘニオ・スアレスはこれまで何度なくニューヨーク・ヤンキース行きの可能性を報道されてきた。
アリゾナ・ダイヤモンドバックスの三塁手は2度目の出場となったアトランタでのオールスターゲームの試合前、この噂に関して質問を受けると前向きなコメントを残した。
「(ヤンキースは)勝利を追い求めるチームだ」とスアレスは記者たちに語った。
「いまもなおハングリーだ。もし行くことがあれば、ベストを尽くして、ワールドシリーズ制覇に貢献するよ」
現地18日(金)に33歳の誕生日を迎えるスアレスは、オールスターブレイク前までに31本塁打、打率.250を記録し、キャリア通算本塁打数は307本を数える。
今シーズンを通して三塁手に問題を抱えているヤンキースにとって、スアレス獲得は明確な解決策となる。
そしてスアレス自身もブロンクスでピンストライプのユニフォームに袖を通す可能性を喜んでいるようだ。ヤンキース打線の中核選手としてもきっと映えるだろう。
ダイヤモンドバックスはこの夏、選手を放出すると見られている。ヤンキースは早く電話をかけ、交換要員の若手を1人、2人見極めるべきだ。
スアレスの契約は今季限りのため、トレードの代償はそれほど高くない。もしスアレスが本当にヤンキースをワールドシリーズに導いてくれるなら、決して高い買い物ではないだろう。
原文:Eugenio Suarez breaks silence on Yankees trade rumors
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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