本サイトに掲載されているリンクから商品の購入やサービスの契約をされた場合、本サイトが収益を得ることがあります。

ドジャースのムーキー・ベッツがラファエル・デバースのトレードにコメント

石山修二 Shuji Ishiyama

Matthew Wadleigh

ドジャースのムーキー・ベッツがラファエル・デバースのトレードにコメント image

ボストン・レッドソックスはニューヨーク・ヤンキースとの3連戦をスイープで制した。最終戦となった現地15日(日)の父の日にはラファエル・デバースがホームランを放った。

その直後、レッドソックスはデバースをサンフランシスコ・ジャイアンツに放出し、メジャーリーグ選手2人とマイナーリーグ選手2人を獲得するという疑問の残るトレードをまとめた。獲得した選手たちが直ちにチームにインパクトを与えるようには思われない。

▶MLBグッズをAmazonでチェック!

レッドソックスにとって最も重要な点は、デバースの大型契約を取り除くことにあるようだ。

このトレードは、レッドソックスのレジェンド、ジョナサン・パペルボンや、現在のジャイアンツの選手たちからも多くのリアクションを引き起こした。

かつてレッドソックスからトレードされたドジャースのムーキー・ベッツもまた、この件についてコメントしたとスポーツニュースサイト『The Athletic』のファビアン・アルダヤ氏が報じた。

「クレイジーだと思ったね。特にコメントはない、ほんとクレイジーだよ」

そしてベッツは、このトレードをまとめたジャイアンツを称賛した。

「彼らは真剣に勝ちたいと思っているんだ」とベッツは語った。

「あそこの人たちは素晴らしいチーム編成をしているし、当然のことながら勝ちたいと思っている」

2020年、レッドソックスはベッツとデビッド・プライスをドジャースに放出し、アレックス・ベルドゥーゴ(現ブレーブス)、ジーター・ダウンズ(現ソフトバンク)、コナー・ウォンを獲得するトレードをまとめた。このトレードは今でもレッドソックス・ファンの間では嘲笑の的となっている。

そして今また、デバースが疑問の残る形で放出されることとなった。ファンはチームの方向性に疑問を感じているに違いない。

▶土曜の朝はApple TV+でMLB中継! まずは7日間無料トライアル

原文:Dodgers star Mookie Betts has 'crazy' reaction to Red Sox-Giants Rafael Devers trade
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


MLB関連記事

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Matthew Wadleigh

Matthew Wadleigh is a freelance writer with The Sporting News. He was born and raised in Southern California and grew up a San Diego sports fan (yes, it’s tough, except for Aztecs hoops). Matthew went to Fresno State as a journalism major and got to see Davante Adams, Derek Carr, Paul George and Aaron Judge in person. Matthew has written for publications including ClutchPoints, Sportscasting, Fansided, Trojans Wire, UCLA Wire and Buffaloes Wire.