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エンゼルスが敵地フェンウェイ・パークのレッドソックス戦で113年にして初の快挙を達成

Billy Heyen

石山修二 Shuji Ishiyama

エンゼルスが敵地フェンウェイ・パークのレッドソックス戦で113年にして初の快挙を達成 image

2日(月)の夜のレッドソックスvsエンゼルスの1回表、ボストンのフェンウェイ・パークを訪れたファンは史上初の出来事を目撃した。

フェンウェイ・パークでメジャーリーグの試合が行われるようになってから113年経っていることを考えると、相当数の1回表があったはず。にもかかわらず、この日の1回表が初めてだった。

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その快挙とは、ロサンゼルス・エンゼルスが1回の表に3本のホームランを打ったことだ。フェンウェイ・パークではこれまで、ビジターチームが1回表に3本のホームランを打ったことは一度もなかった。

フェンウェイ・パークは1912年に開場し、一時ボストン・ブレーブスも本拠地として使用していた。その間、この日までフェンウェイ・パークでレギュラーシーズンとポストシーズンを合わせてこれまで行われてきた8,973試合が行われてきたが、レッドソックスの対戦相手だけでなく、ブレーブスの対戦相手も達成することはなかった。

この事実はMLBのスタッツのエキスパート、サラ・ラングス氏によってX(旧Twitter)に投稿された。

(エンゼルスはフェンウェイ・パークで1回表に3本のホームランを放った最初のビジターチームとなった)

8,974試合目の快挙の口火をきったのはザック・ネトの先頭打者ホームランだ。カウント2-2からフェンウェイパークの名物『グリーン・モンスター』を越える今季10号ホームランを叩き込んだ。

続いて、エンゼルスの主砲マイク・トラウトが飛距離454フィート(約138メートル)となる特大のスリーランホームランを放つ。

(マイク・トラウトが飛距離454フィートの一撃😳)

とどめとなった3本目、ジョー・アデルのホームランは『グリーン・モンスター』を越えてランズダウン・ストリートまで届く一撃となり、エンゼルスは早々に6-0とリードを築いた。

ただ、この3発で楽勝ムードかと思いきや、終わってみれば7-6と試合はエンゼルスの辛勝に終わった。

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原文:Angels make MLB history never done in 113 years of Fenway Park vs. Red Sox
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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Billy Heyen

Billy Heyen is a freelance writer with The Sporting News. He is a 2019 graduate of Syracuse University who has written about many sports and fantasy sports for The Sporting News. Sports reporting work has also appeared in a number of newspapers, including the Sandusky Register and Rochester Democrat & Chronicle

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。