現地6月25日(水)は、メジャーリーグベースボール(MLB)で活躍する3人のエースにとって記念すべき日となった。史上初めて、3人の「ジェイコブ(またはジェイク)」が先発登板を果たし、それぞれシャットアウトの好投を見せたからだ。
テキサス・レンジャーズのジェイコブ・デグロム、アスレティックスのジェイコブ・ロペス、そして ブルワーズのジェイコブ・ミシオロウスキーは、3人合わせて計19イニングを無失点で投げ切った。
ALL-JACOB SHUTOUT DAY
— DraftKings Sportsbook (@DKSportsbook) June 26, 2025
For the first time in MLB history, three pitchers named Jacob (or Jake) all threw scoreless starts on the same day. 👀
(h/t @OptaSTATS) pic.twitter.com/KepgT1BAC0
(ジェイコブたちによるシャットアウト・デイ! MLB史上初、ジェイコブ(ジェイク)と名のつく3投手が同日に先発し無失点を記録👀)
3人の中で最もベテランのデグロムは、一連の怪我から復帰後も驚異的な活躍を続け、この日のボルティモア・オリオールズ戦では8回に入るまでノーヒット・ピッチングを続けた。最終的には7イニングで被安打1本、7奪三振2四球の投球内容で、チームは7-0の勝利を飾った。
2023年と2024年の2年間はテキサスで合計9試合しか登板できなかったデグロムだが、今年はここまで16試合に先発して8勝2敗、防御率2.08の好成績を残している。
ロペスはデトロイト・タイガース相手に7回を被安打3本6奪三振、1四球の好投を見せ、チームを3-0の勝利に導いた。彼はタンパベイ・レイズで2年間プレーした後、今季からアスレチックスに加入している。
ブルワーズの注目のルーキーで、キャリア初登板から無安打記録を更新したミシオロウスキーは、ピッツバーグ・パイレーツのポール・スキーンズと投げ合い、5回を被安打2本、8奪三振、2四球に抑え、4-2の勝利に貢献した。
ミシオロウスキーはここまで3度の先発登板で計16イニングを投げ、被安打3本、19奪三振を記録している。
原文:All-Jacob day: Three MLB aces with same name go scoreless
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
MLB関連記事
- ブルワーズの新人ジェイコブ・ミシオロウスキーとパイレーツのポール・スキーンズの投げ合いが実現
- ブルワーズの新人投手ジェイコブ・ミシオロウスキーが2試合目も歴史的な快投を継続
- ブルワーズのトッププロスペスト、ジェイコブ・ミシオロウスキーがMLB初登板でノーヒッター継続中に無念の降板
- Apple TV+で毎週MLB中継 大谷翔平の試合配信も予定される『フライデーナイトベースボール』とは?