ダニ・セバージョス、レアル・マドリード退団を示唆

Atrayo Bhattacharya

浄見耕志 Koushi Kiyomi

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レアル・マドリードは今夏の移籍市場で精力的に動き、複数の選手を獲得した。昨シーズン主要タイトルを逃したことを受け、補強の焦点は主に守備陣の強化に置かれている。

シャビ・アロンソ監督は、昨季の流れを変えようとしている。レアル・マドリードは、2025-2026シーズンのラ・リーガで開幕2連勝を飾った3クラブのうちの一つだ。

週末の試合では、レアル・オビエドを相手に3–0の快勝。キリアン・エムバペが2得点を挙げ、途中出場のヴィニシウス・ジュニオールもゴールを決めて勝利に華を添えた。

試合後、スペイン紙『AS』は、クラブが今夏の移籍市場で数名の選手を放出する見込みだと報じた。

報道によれば、ダニ・セバージョスとロドリゴについて、プレミアリーグのクラブからのオファーを待っているという。

ロドリゴはオビエド戦で先発出場したのに対し、セバージョスは後半わずかに出場しただけで、市場では彼の退団を巡る話が活発化している。

29歳のセバージョスは、中盤ではおそらく6番手の立場にあり、出場機会を求めて他クラブへの移籍を検討する可能性がある。

ダニ・セバージョス、退団を示唆する“Last Dance”投稿

オビエド戦の勝利後、セバージョスはインスタグラムのストーリーに"Last Dance"と投稿。報道によれば、他クラブからオファーがあるとされ、レアル・マドリードでの時間が終わりに近いことを示唆した。

報道によると、複数のチャンピオンズリーグ出場クラブが29歳のセバージョスに関心を示しており、本人はマドリードに残りたい意向があるが、今夏に移籍する可能性もある。

セバージョス自身はレアル・マドリードでポジションを争えると考えていたが、来年のワールドカップを見据えると、スペイン代表でプレーするためには移籍する方が現実的だ。

クラブは1500万〜2000万ユーロ(1ユーロ172円換算で約25億8700万円~約34億4900万円)のオファーがあれば、売却に応じる姿勢を示している。

セバージョスは2017年にレアル・ベティスからレアル・マドリードに加入。アーセナルへの2度のレンタル移籍を経験しており、プレミアリーグ復帰の可能性も十分にある。

原文:Real Madrid star drops major hint amid departure rumours
翻訳・編集:浄見耕志(スポーティングニュース日本版)

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Atrayo Bhattacharya

Atrayo Bhattacharya is a content producer for The Sporting News, working across English editions.

浄見耕志 Koushi Kiyomi

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。東京生まれ・東京育ち。スポーツとの出会いは、幼少期に夢中で観戦した大相撲。以来、欧州サッカーやF1を中心に幅広く観戦し、競技そのものだけでなく、その背景や文化にも強い関心を持つ。映画や音楽をはじめカルチャー全般を日常的に吸収し、雑誌文化にも親しんでいる。