マンチェスターでは、マーカス・ラッシュフォードが、もう開けることはないかもしれない荷物を静かにまとめている。
公式には、彼は6月30日にアストン・ヴィラへのレンタル移籍を終え、マンチェスター・ユナイテッドの本拠地オールド・トラッフォードに戻ってきたことになっている。だが、彼自身は長く留まるつもりはないようだ。
このイングランド代表選手は、いつもとは違うプレシーズンに備えている。もしかすると、キャリントンにあるユナイテッドの練習場の曇り空の下ではなく、スペイン・カタルーニャ地方の太陽の下で新しいシーズンを迎えることになるのかもしれない。
マンチェスター・ユナイテッドがチーム編成を見直し、資金を調達する方法を模索する中で、ラッシュフォードは放出候補の一人として浮上してきた。バルセロナは彼を、ハンジ・フリック監督のフォワード陣にフィットする多才な選択肢と見ている。もちろん、経済的に実現可能な条件が整えばの話だが。
バルセロナは今も財政難に苦しんでいるものの、買取オプション付きのレンタル契約が検討されているようだ。ユナイテッドとしては完全移籍を望んでいるが、直接のオファーがなければ、この条件を受け入れざるを得ない可能性もある。
バルセロナ移籍への強い意向
Foot Mercatoのジャーナリストであるサンティ・アウナ氏によると、ラッシュフォードはバルセロナへの加入を強く希望しており、移籍を実現させるためなら給与の減額もいとわないという。
🚨🔴🏴 #PL |
— Santi Aouna (@Santi_J_FM) July 5, 2025
❗️Barcelona and Manchester United are expected to open talks in the coming days regarding Marcus Rashford.
➡️ The English left winger is highly motivated to join the Catalan club and is willing to make significant efforts to make the move happen.… pic.twitter.com/DZUymi6AVT
クラブ間の話し合いは、数日中に、レンタル+買取オプションでの移籍が現実的かどうかを評価するために行われる見込みだ。
アスレティック・ビルバオのニコ・ウィリアムズが新契約を結び、リバプールがルイス・ディアスの獲得に関する打診を拒否したことで、バルセロナはラッシュフォードに狙いを定めている。
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