マーカス・ラッシュフォード、マンチェスター・ユナイテッド退団とバルセロナ移籍の噂の中で決断か

小鷹理人 Masato Odaka

Ajay Gandhar

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マンチェスターでは、マーカス・ラッシュフォードが、もう開けることはないかもしれない荷物を静かにまとめている。

公式には、彼は6月30日にアストン・ヴィラへのレンタル移籍を終え、マンチェスター・ユナイテッドの本拠地オールド・トラッフォードに戻ってきたことになっている。だが、彼自身は長く留まるつもりはないようだ。

このイングランド代表選手は、いつもとは違うプレシーズンに備えている。もしかすると、キャリントンにあるユナイテッドの練習場の曇り空の下ではなく、スペイン・カタルーニャ地方の太陽の下で新しいシーズンを迎えることになるのかもしれない。

マンチェスター・ユナイテッドがチーム編成を見直し、資金を調達する方法を模索する中で、ラッシュフォードは放出候補の一人として浮上してきた。バルセロナは彼を、ハンジ・フリック監督のフォワード陣にフィットする多才な選択肢と見ている。もちろん、経済的に実現可能な条件が整えばの話だが。

バルセロナは今も財政難に苦しんでいるものの、買取オプション付きのレンタル契約が検討されているようだ。ユナイテッドとしては完全移籍を望んでいるが、直接のオファーがなければ、この条件を受け入れざるを得ない可能性もある。

バルセロナ移籍への強い意向

Foot Mercatoのジャーナリストであるサンティ・アウナ氏によると、ラッシュフォードはバルセロナへの加入を強く希望しており、移籍を実現させるためなら給与の減額もいとわないという。

クラブ間の話し合いは、数日中に、レンタル+買取オプションでの移籍が現実的かどうかを評価するために行われる見込みだ。

アスレティック・ビルバオのニコ・ウィリアムズが新契約を結び、リバプールがルイス・ディアスの獲得に関する打診を拒否したことで、バルセロナはラッシュフォードに狙いを定めている。

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小鷹理人 Masato Odaka

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。南アフリカW杯を機にサッカーに魅了され、欧州サッカーを中心に幅広く観戦。大学・大学院でスポーツマネジメントを専攻し、理論と実践の両面からスポーツを追求。フットサル部では全国大会出場経験あり。趣味はスポーツ観戦でサッカー、格闘技、MLBなど幅広く観戦。NBAは現在勉強中。

Ajay Gandhar

Ajay Gandhar is a content producer for The Sporting News, working across our English-language editions.