バルセロナのスター選手がFIFAのクラブワールドカップのスケジュールを批判

小鷹理人 Masato Odaka

Rwittika Chakraborty

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6月14日にアメリカで開幕したFIFAクラブワールドカップは、現在準々決勝に入っている。発表されて以来、この大会は批判を浴びてきた。特に、レギュラーシーズン間の選手の休息時間を妨げる試合スケジュールが問題視されている。

批判者たちが指摘するその他の問題には、選手が負傷する可能性も含まれる。これは、その後のシーズンに影響を及ぼし、長距離移動による肉体的負担も大きい。

そんな中、バルセロナのエース、ラフィーニャがクラブワールドカップについて意見を表明。大会の計画についてFIFAを非難した。

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バルセロナのラフィーニャはクラブワールドカップについて何を語ったか?

あるイベントで、ラフィーニャはクラブワールドカップは本質的に選手に「強制」されており、「神聖な」休暇時間を「諦める」必要があると述べた。

GOALによると、彼は次のように語っている。「強制されるもののため、休暇を諦めるのは非常に難しい。クラブワールドカップの参加者の多くは、休暇が全くないだろう。それは受け入れられない。3週間の休暇は神聖なものだ。行かざるを得ない、それだけだ。我々は命令に従うから、そこにいなければならない」

「ヨーロッパのクラブの選手として、新しい大会のために休暇を諦めるのは非常に複雑だ。強制されるものをプレーするために休暇を諦めなければならないのは本当に嫌だ。なぜなら、彼らは一度も私たち選手に何も尋ねなかったからだ」

「我々がプレーしたいか、理想的な日程は何か、一度も尋ねられなかった。彼らはただ、行かなければならないと言っただけだ」

ラフィーニャとバルセロナはクラブワールドカップに参加しておらず、ハンジ・フリック監督率いるチームは現在、日本のヴィッセル神戸とのプレシーズン親善試合を楽しみにしている。

バルセロナは8月17日、エスタディ・マジョルカ・ソン・モッシュでのマジョルカ戦で次のラ・リーガシーズンを開幕する予定だ。

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小鷹理人 Masato Odaka

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。南アフリカW杯を機にサッカーに魅了され、欧州サッカーを中心に幅広く観戦。大学・大学院でスポーツマネジメントを専攻し、理論と実践の両面からスポーツを追求。フットサル部では全国大会出場経験あり。趣味はスポーツ観戦でサッカー、格闘技、MLBなど幅広く観戦。NBAは現在勉強中。

Rwittika Chakraborty

Rwittika Chakraborty is a content producer for The Sporting News. Based in India, she holds a Bachelor's degree in Journalism and Mass Communication from SRM Institute of Science and Technology.