マンチェスター・ユナイテッドのアントニーがサウジアラビアへ移籍か? ロナウドと再共演か

小鷹理人 Masato Odaka

Ajay Gandhar

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Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドは、ルベン・アモリムがチームの編成する中で、今夏に大きな変革を迎えようとしている。

2024-2025シーズンをプレミアリーグ15位で終えるという失望の結果を受け、多くの主力選手が今後退団する見通しとなっている。

ユナイテッドは2023年にEFLカップを、2024年にはFAカップを制したものの、この12か月間でリーグ成績は大きく低下しており、来季も2年連続でUEFAチャンピオンズリーグ出場を逃すことになった。

アモリムはチーム再編の一環として放出候補のリストを作成しており、マーカス・ラッシュフォードはすでにバルセロナへローン移籍。ジェイドン・サンチョ、アレハンドロ・ガルナチョ、タイレル・マラシア、アントニーも退団が噂されている。

サンチョにはブンデスリーガのクラブが関心を示しており、ガルナチョにはプレミアリーグ複数クラブおよびアトレティコ・マドリードが注目している。

一方で、アントニーの移籍先としては中東が浮上している。

アントニー、サウジ移籍に前向き

2022年にアヤックスから9500万ユーロ(約1億1100万ドル)で加入したアントニーは、かつてのチームメイトであるクリスティアーノ・ロナウドと再びプレーするためにサウジアラビアへの移籍に前向きだとされている。彼は今夏のアメリカでのプレシーズンツアーにも帯同しておらず、移籍市場が閉まる前に退団するとみられている。

Antony Manchester United

代理人のジュニオール・ペドロソ氏は「WinWin」(Goal経由)に対して次のように語っている。

「言えるのは、彼が市場に出ており、複数のクラブが現状について問い合わせているということ。我々はそれぞれのプロジェクトに耳を傾けて分析している。彼はサウジアラビアへの移籍に前向きで、すべての可能性を視野に入れている。彼にとって最善の道を探している。」

アントニーは昨季、ローン移籍先のレアル・ベティスで9得点5アシストを記録。ユナイテッドは最低でも3000万ポンド(約4000万ドル)の移籍金を求めている。

ベティスは完全移籍での獲得に興味を示していたが、金銭面で手が届かなかったとされており、サウジアラビアのクラブであればこの要求額を満たすことができるという報道もある。

原文:Man United star open to Saudi move to join Cristiano Ronaldo
翻訳:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)

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小鷹理人 Masato Odaka

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。南アフリカW杯を機にサッカーに魅了され、欧州サッカーを中心に幅広く観戦。大学・大学院でスポーツマネジメントを専攻し、理論と実践の両面からスポーツを追求。フットサル部では全国大会出場経験あり。趣味はスポーツ観戦でサッカー、格闘技、MLBなど幅広く観戦。NBAは現在勉強中。

Ajay Gandhar

Ajay Gandhar is a content producer for The Sporting News, working across our English-language editions.