トッテナム主将ソン・フンミンにMLS移籍の可能性浮上

Billy Heyen

小山亮 Akira Koyama

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日本時間7月24日、トッテナム・ホットスパーのキャプテン、ソンフンミンに対してメジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルスFC(LAFC)が獲得に乗り出していることが明らかになった。

米メディア『The Athletic』の記者ポール・テノリオ氏が報じている。

「複数の関係者によると、LAFCは今夏の移籍市場でトッテナムのスター、ソン・フンミンの獲得に向けて強く動いている。現時点では大きな進展はないものの、クラブは2025年以降を見据えて本腰を入れている」と同氏はレポートしている。

ソン・フンミンはわずか数ヶ月前、トッテナムでヨーロッパリーグの優勝トロフィーを掲げたばかり。33歳となった今、度重なる負傷に悩まされているとはいえ、彼がスパーズを離れるとなれば、サポーターにとっては驚きだろう。

2015年にレバークーゼンから加入したソンは、いまやトッテナムのレジェンドとしての地位を築いている。クラブ通算333試合に出場し、127ゴールを記録してきた。

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LAFCはこれまでにも、GKウーゴ・ロリスやFWオリヴィエ・ジルーなどの大型補強で話題を集めてきたが、ソンのような世界的スターの獲得となれば、MLS全体に与えるインパクトは計り知れない。とりわけ、熱狂的な韓国ファン層の注目を一気に引き寄せることができ、2026年にアメリカで開催されるワールドカップに向けた”顔”としても大きな意味を持つだろう。

現時点で移籍交渉に大きな進展はないとされているが、こうした報道が出たという事実だけでも、LAFCの本気度がうかがえる。今後の動向に注目だ。

原文:Tottenham captain Son Heung-min linked to shock move out of Premier League
翻訳:小山亮(スポーティングニュース日本版)

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Billy Heyen

Billy Heyen is a freelance writer with The Sporting News. He is a 2019 graduate of Syracuse University who has written about many sports and fantasy sports for The Sporting News. Sports reporting work has also appeared in a number of newspapers, including the Sandusky Register and Rochester Democrat & Chronicle

小山亮 Akira Koyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。都内の大学に在学中。15年間にわたりサッカーに打ち込んできたが、プロの試合観戦や分析も趣味。幼少期からJリーグや欧州サッカーを追いかけ、現在は年間20試合以上をスタジアムで観戦している。大学のサークルでは監督を務め、全国2位を経験した。